【2018/04/17追記】

https://gamesoundsfun.com/


 言の葉の穴で扱っていた【ホームシアターでゲームをしよう!】関連のコンテンツは、今後は新サイト【Game Sounds Fun】で扱うので、そちらをご覧ください。


Game Sounds Funの発足にあたって


【追記おわり】



 今後【ホームシアターでゲームをしよう!】のタイトルで連載予定。

ホームシアターでゲームをしよう!

アイコンホームシアターでゲームをしよう!2

 真っ先に伝えたいことがある。


  音楽や映像作品からより深い感動を得たいと思い、
  ゲームを含む様々なコンテンツをもっと楽しみたいと思い、
  画質・音質にこだわって環境構築のために何かしらの投資を行ったなら、
  使っている機材や投資した金額とは関係なく、
  その環境こそが紛れもないホームシアターなのである。
  特定の機材があればホームシアター、無ければホームシアターではない、
  そんな線引きなどありはしない。

  そして、コンテンツは自由。
  オーディオだからといってクラシックやジャズを聴く必要はどこにもなく、
  ホームシアターだからといって映画だけを見る必要もどこにもない。
  高尚さなど要らない。気取る意味などない。
  何を聴こうが、何を見ようが、何をしようが、楽しむことがすべて。



 単に「古くなったから買い替えよう」ではなく、「もっと綺麗で迫力のあるテレビが欲しい」との思いでテレビを買う。
 テレビやディスプレイの内臓スピーカーをそのまま使わず、手持ちのアンプ・スピーカーやヘッドホンを繋いでみる。
 それこそがホームシアターへの入り口である。
 ほんのわずかな、ささやかなこだわりであっても、それこそがホームシアターを生む。

 まずは感動ありき

 入り口は広ければ広いほどいい。
 強烈にして麗しい「最初の感動」さえあれば、クオリティへのこだわりはきっと生じる。
 そしてこだわりがあれば、システム構築に関する諸々の知識は後から付いてくる。
 すべては感動から始まる。



 というわけで、【ホームシアターでゲームをしよう!】では、ホームシアターで楽しむコンテンツの一つとしてあまりにも見過ごされている感のある『ゲーム』を取り上げ、その面白さを様々な側面から伝えていきたい。ゲームのタイトルはもちろんのこと、必要とあらば、それこそシステム構築に関する諸々の知識も紹介していく。

 言うまでもないことだが、「ホームシアターはゲームのためにある」とか、「ゲームのためにホームシアターを作れ」とか、そんなことを言いたいわけではない。ゲームを特別扱いするつもりもない。
 あくまで、ゲームはホームシアターで楽しむコンテンツとして一段下に見られがちという悲しい現状を踏まえ、それを打破すべくゲームに焦点を当てるというだけである。
 どんなコンテンツを楽しんでもいい。それこそがホームシアターの本懐だ。

 「いい音で聴けばもっと楽しい」というオーディオ&ホームシアターの根源的な魅力が、いわゆるオーディオマニアにしか伝わっていないのではあまりにももったいない。大好きなゲームをこだわった環境で遊べばもっと面白くなる。これを伝えずにはいられない。
 ただ、いくらオーディオやホームシアターという領域が絡むとはいえ、ゲームという巨大な市場にオーディオの側から媚を売っただけでゲーム愛を感じられない……そんな記事にするつもりは毛頭ない。
 
 とにかく、「ホームシアターでゲームを楽しむひとりのゲーム好き」として、ホームシアターでゲームを遊ぶことの魅力を伝えたいのである。
 結果として、「自分とホームシアターなんて無縁だ」なんて思っていた数百数千万のゲーム好きに僅かでも興味を持ってもらえたなら、現にどちらの面白さも知る者としてこれ以上の喜びはない。



【ホームシアターでゲームをしよう!】 記事まとめ