【2018/11/05追記】
JPLAYはバージョンアップで「JPLAY FEMTO」となり、バージョン6.○から大幅に仕様が変更された。
参照:JPLAY FEMTO × Diretta
【追記おわり】
DSD256用のファームウェア5.0にフレーバーをつけました 「どれにしますか?」 – iFI-Audio.jp News and Blog
いちご味にしました。
これで、現状ではDSDをDoPでしか受けられないJPLAYStreamerでも、DSD256が再生できるようになった……はず。
なお、JPLAY側の設定は特に必要ない。
DSD絡みがまだ不安定なAsset UPnPではなくMinimServerを使ってDoP配信すると、問題なく再生できた。
が、Kinskyの音源情報表示が何やら怪しい。「DoP」ではなく「PCM」という表記になっている。不安すぎる。
一応nano iDSDのステータスも確認する。
サンプルレートを見る限り、問題はなさそうだが……
DSD128とDSD64の音源をJPLAYStreamerで再生した場合はそれぞれこうなる。
こちらはコントロールポイントの側に「DoP」との表記がある。
ちなみにnano iDSDは入力されている音源のフォーマットでLEDの色が変わる。
DSD256の音源をネイティブで再生するとDSD128同様のマゼンタ……赤紫色に発光する。DoPで再生しても同じくマゼンタに発光するので、きちんと再生できているとは思うのだが……
なお、DSD256をネイティブで再生した場合のnano iDSDのステータスはこうなる。
※以前はDSD 2.8MHz、DSD 5.6MHz、DSD 11.2MHz……という書き方をしていたが、単純に倍々すると端数の問題が出るので、今ではDSD64、DSD128、DSD256……という書き方をしている。
とりあえず、iFi nano iDSDといちごアイスとJPLAYStreamerでDSD256を再生できているということにしよう。少なくとも音は鳴っている。
ネイティブでとDoPのどちらが高音質なのかという問題は、iFIも同じことを言っているが、要は試して、気に入った方を選べばいい。幸いにして、ネイティブだろうとDoPだろうと最終的な使い勝手に差は生じない。
※追記※
DSD256が再生できているか、JPLAYminiで確認してみた。
DSDを再生する際JPLAYminiは必ずDoPで出力するので、音が出ていれば、それはつまりDSD256 DoPが再生されている、ということのようだ。
というわけで、DSD256再生に問題なし。
情報を表示する側のKinskyで何かしらバグがあるのだろうか。もう2年以上更新が止まっているし、そもそもLINNにDSDを扱う発想はないし……
……と思ったら、KazooでもBubbleUPnPでも同じだった。
ま、きちんと再生できていることはわかったから別にいいか。
「PCを再生機器として使う」となった時、素直に再生ソフトを使うもよし、あるいはJPLAYStreamerを使うもよし。どちらも快適に使えるし、DSD256だって再生できる。
あとは、JPLAYStreamerにWAV/DoPだけでなくFLACやDSFをそのまま受けられるようになればありがたいところだ。使えるサーバーソフトの選択肢も増え、トランスコード云々を気にする必要もなくなる。
【音源管理の精髄】 目次 【ネットワークオーディオTips】
iFI nano iDSDといちごアイスとJPLAYStreamerでDSD256を再生する
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