以前に検証した際、Technics Music Appはブラウズ領域にもプレイリストにも音源のアルバムアートが表示されず、「今どきこんなアプリがあるなんて……」と思った。画面右上、再生中の音源のアルバムアートは出るし、拡大表示もできるのだが。
つまり、こんな有様だった。
この辺り、実態は少々違ったようだ。
上の画像、ブラウズ領域にもプレイリストにもアルバムアートが表示されていないのは、LUMIN L1を使った場合である。
一方でTwonky Serverを使ったところ、まったく問題なくアルバムアートが表示される。Asset UPnPでもKazoo Serverでも表示を確認した。
しかし、相変わらずLUMIN L1では表示されない。
ついでにMinimServerでもfoobar2000 UPnP Serverでも表示されない。
背後には色々とプログラム的な小難しい問題があるのだろうが、とりあえず、Technics Music Appは「使用するサーバーソフトによってはブラウズ領域とプレイリストに音源のアルバムアートが表示されない」ということのようだ。
ま、Twonky ServerとAsset UPnPが問題ないとすればだいたいなんとかなる……か?
ちなみにアルバムアートの取得は非常に速い。表示されないサーバーソフトと比べても、スクロールの滑らかさはまったく損なわれていない。素晴らしい。
もう一点、プレイリストについて。
前回の検証で見落としていたのか、はたまたアップデートで追加された機能なのかはわからないが、Technics Music Appは「ドラッグ&ドロップ」感覚でプレイリストに曲を追加することができる。
これ以上ないほど直感的に、指先でプレイリストの狙った部分に曲を突っ込めるのはかなり爽快。動きもスムーズで引っ掛かりは一切感じない。
アルバム単位で突っ込むこともできる。こちらもプレイリストに追加される際のタイムラグは限りなくゼロ。
普通に曲をタップした際の選択肢も充実している。
これは前回検証時に見た記憶がない。アップデートによるものだろう。
現在のバージョンは1.1.4。
よく出来ている。
Technics Music App iPad版の紹介
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【音源管理の精髄】 目次 【ネットワークオーディオTips】
【ネットワークオーディオTips】Technics Music App ブラウズとプレイリストについて
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