画質:8 音質:8


映像はVC-1でビットレートは限りなく低め。
音声はドルビーTRUEHDの16bit。

画質について。
もう断言しちゃってもいいんじゃないですかね。
ずーっとワーナー作品でVC-1エンコードを手がけてきたであろう名も知らぬスタジオ、超一流です。
こんな絶望的に低いビットレートで次世代ディスクとして及第点の画質を実現してるわけですから。
VC-1はなんら悪くありません。
エンコードしてるスタジオも悪くありません。
悪いのはHDDVDです。
恐るべき負の遺産です。
こないだのイベントでもらったDTSのデモディスクにはかなりのハイビットレートのVC-1エンコードの映像が入ってましたが、やっぱり相当なもんです。
ワーナーのソフトはいつだって“惜しい”の山盛り。
もう少しビットレートを割ければ大化けしそうなソフトばかり。
何年か後、生まれ変わってくれるでしょう。

音質について。
音数は多くありません。
基本的に会話がメインです。
ロスレス音声の音質としては並です。
最後のカタルシスではもっともっと迫力が欲しかった。



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