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運用編
サーバーソフト編
はじめに。
以前全力でツッコミを入れた、
L1はネットワーク経由でファイルをやり取りできない。
上記画像で見えているL1と中身のフォルダは、あくまで“こんな音源が入っている”と確認するためのものでしかない。
すなわち、新しく音源を入れたり編集したりしようとするとき、L1はそのたびにいちいちPCとUSBで接続する必要がある。
L1の背面にあるLAN端子は“音楽を再生するためだけ”にある。
という点は今も変わらず。
ネットワーク経由で音源を保存できるようにしてもらいたい。今すぐにでも!
試聴するだけならいざ知らず、普段使いにおいて新しい音源を手に入れるたびに、何かしら情報を更新するたびに、いちいちPCを持っていく、あるいはL1をシステムから切り離してPCまで持ってくる必要があるというのは苦痛すぎる。シンプルという言葉を売りにするのは別に構わないが、これは純粋に不便。納得できない。
では本題に入ろう。
まず、L1の現状。
理由は分からないが保存の際の速度は2~3倍になった。
USB3.0接続のHDDとして妥当なところか。
運用面としては、最初のツッコミとコレ以外で触れることは特にない。
音源を入れたらネットワークに接続して、あとはアルバム100枚につき2分程度待てばスキャンが終わってサーバーとして機能するようになる。
ちなみに、LUMINのプレーヤー背面のUSB端子と繋いでも一応サーバーとして機能するが、よほどのことがない限りそんな使い方はしないで、ということのようだ。と、そういった内容を何処かで読んだ覚えがあるのだが場所を失念してしまった。
続いてサーバーソフトについて。
まず、ファームアップによりブラウズの作法が変わっている。
以前はUPnP→Genreではアーティストでソートされてアルバムが並んでいたが、
アルバムタイトルでソートされるようになった。
終わり。
めぼしい変化はこの程度。
シンプル極まるナビゲーションツリーも変化なし。
ただ、バグの類は明らかに減った。
以前のように頻繁にサーバーがオフラインになるようなことはなくなったし、スキャンが終わっているにもかかわらず「Artst」「Album」の一部しか表示されないということもなくなった。
一方で、再現率100%のバグがある。
「Genre」から「Celtic」のアルバムをタイル表示している。
何でもいいのでアルバムを選ぶ。
アルバム内の曲が表示される最終的なこの画面を「ソングリスト」と呼称する。
この状態で、ホームに戻る。あるいは、別のアプリを起動する。この時LUMIN Appは終了させていない。
そして再びLUMIN Appを表示すると……
曲が消えている。
[←]を押してひとつ上の階層、すなわち「Celtic」のアルバム一覧に戻ると、アルバムは表示されるが、今度は勝手にリスト表示になっている。
また、「Genre」からのアルバム一覧の状態で一旦アプリを落として再表示しても同様の状態となる。
「ソングリスト」を表示させた状態でアプリを落として再表示させると曲が消え、ひとつ上の階層が勝手にリスト表示になるというのは「Artist」でも「Album」でも同様。
実用上大した問題ではないものの、何とも言えないむず痒さが残るので何とかしてもらいたいところである。
もう何点か。
LUMIN L1は汎用UPnPサーバーとして機能する。
LUMIN以外のプレーヤーであっても、純粋に高音質(以外に何の取り柄もない)サーバーとして使用可能である。
HDDモデルのLUMIN L1の動作音は僅かながらある。
音源のスキャンが終わり、通常の動作状態になってからは派手なシーク音を発するようなことはないものの、耳を近づければ確かに音がする。無音ではない。
視聴位置から判別できる音量ではないが、気になるとすればSSDモデルを選ぶしかあるまい。
アップグレードサービス的な形になるとは思うが、将来的により大容量のSSDに換装することは可能なのだろうか?
あと、これはLUMINのプレーヤーにも言えることだが、背面のLAN端子のランプを消灯できるようにしてほしい。
LINNの真似というわけでも、音質的に効果があると言いたいわけでもなく、シアター仕様の真っ暗な部屋には純粋に光が邪魔なだけ。ま、プレーヤー同様暗幕の切れ端で覆うとしますか……
LUMIN L1 まとめ
LUMIN L1 続・運用&サーバーソフト編
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