BDベイマックス


画質:10
音質:8


映像:AVC
音声:DTS-HD Master Audio 7.1ch


○画質
 圧縮ノイズが知覚されるとかマッハバンドが出ているとか、そういう低レベルな次元とは隔絶した安全安心のいつものディズニークオリティ。
 原作がアメコミだからか? 映像全体からざらついた印象を受ける。言っておくがノイズではない。あくまで質感としてのざらつき。
 このざらつきのおかげで、ラプンツェルとかアナ雪とか、その辺りの3DCG作品と比べると画の透明感が減退する印象だ。ま、好き好きか。

○見どころ
 マイクロボット縦横無尽


○音質
 質・量ともに十分ながら威力に欠けるいかにもディズニー的な音。
 全体的に軽い。驚かない。
 まったく手抜きせずしっかり作ってあることは容易に理解できるが、あまり心動かすようなものではなかった。
 ジェットを吹きながら画面を飛び回るシーンにおいても、7.1chの恩恵が炸裂するかと言われると……
 カメラワークが錐もみ回転するシーンが結構あるので、アトモスあるいはDTS:Xで収録されれば真価が発揮される……のかもしれない。

○聴きどころ
 ロケットパンチ


○総評
 「お涙頂戴作品だと思ったらグレンラガンだった」的な話を見る前に聞いていたが、それほど熱い展開でもなかったような……
 ヒックとドラゴンとキックアスを足して2で割ったような話というかなんというか……
 BDとしてのクオリティは相変わらず盤石なので言うことなし。



○再生環境(詳細はコチラ

・ソース
OPPO BDP-103

・映像
Victor DLA-X30
KIKUCHI SE-100HDC

・音響(センターレス6.0ch)
Pioneer SC-LX85
Nmode X-PM7
Nmode X-PW1 ×3(サラウンドにモノラル×2、サラウンドバックにステレオ×1)
Dynaudio Sapphire
Dynaudio Audience122
Dynaudio Audience52



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