それなりに安い。
ファンレスで静か。
中身がTwonky Server。
ネットワークオーディオの実践に必ずしもNASは必要ではないとわかっているからこそ、NAS――単体サーバーを導入するメリットもわかる。
QNAP TS-119亡き今、RockDisk for Audioがその後釜になってくれることを期待している。
シンプルなのは良いことだ。
見た目の豪華さはさすがにTS-119に及ばないが、その辺りは致し方なしか。
導入時の様子やら何やらは既にレビュー記事が上がっているので、今さら私が触れる必要はあるまい。
というわけで、とりあえず何も設定をいじらず、データだけ入れて、使ってみる。
速度はうちの環境では30MB/s前後。こんなもんか。
最初の検証は例によってDiXiM DMC。
RockDisk for AudioはQNAPとは異なり、トンキーの名前は出ずにデバイス名がそのままサーバーとして表示されるようだ。
ふむ。
そういう設定か。
あとは見慣れたTwonky Serverのアドバンストナビゲーションのツリー。
せっかくなので、大きく紹介されている、
RockDisk for Audioは、オーディオでの利便性を優先してナビゲーション内の「フォルダ」から楽曲を表示する場合も「ABCD~あいうえお」順ではなく、トラックナンバーを優先して表示します。CDアルバムの楽曲順と同じ順番に表示されるので、ギャップレス収録やコンセプトアルバムのように、曲順にこだわりがある場合にも違和感を感じさせません。
コレを確認してみる。
お。
広告に偽りなし。
ちなみに「通常のTwonky Server」ではこうなる。曲順崩壊。
小さくて見え辛いが、トラック番号38の曲が一番上にきている。
もっとも、これはファイル名の工夫とTwonky Serverの設定次第で対処可能な症状で、素直にナビゲーションツリーで選曲していればそもそも遭遇しない問題なのだが。
こんな風に対処できる。
一応Kinskyでも確認してみる。
RockDisk for Audio
通常のTwonky Server(8.1.1)
対処したTwonky Server
それでは、みなさま、お待ちかねの……
……
…
で、でたー!
トンキー病だーッ!!
さ、直そう。
続き:RockDisk for Audioで高解像度のアルバムアートを配信する方法
【レビュー】アイ・オー・データ RockDisk for Audio
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