【ネットワークオーディオで実現する快適な音楽鑑賞空間の構築】全国横断実践セミナー


 6月6日と7日に、上記セミナーの記念すべき第一回目を山口県のLabo(ヨシオカ電化センター)で行いました。

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 両日ともにたくさんの方に参加していただきました。

 「実践と体験なくしてネットワークオーディオの魅力を伝えることはできない」という私のポリシーに基づいて、例によってアプリの操作からCDのリッピングや音源の管理に到るまで、すべて実際に見てもらいながら話を進めました。
 最終的にセミナー全体を通じて、「参加者自らが考えたルールに基づいてCDをリッピングし、ライブラリを構築し、音源をサーバーに保存し、コントロールアプリを用いて選曲し、プレーヤーで再生する」という、ネットワークオーディオの一連の流れを体験していただきました。

 参加者持参のCDを使ったリッピングの際は、両日ともに(情報収集能力に定評のある)dBpoweramp CD Ripperがアルバムアートどころか曲名を含む一切の情報を拾ってこないというCDにも遭遇。私としては、むしろそのようなCDこそ「待ってました」といったところで、おかげさまで「機械やソフト任せにしていてはライブラリが破綻する」ということを示す最高の例となりました。
 しっかりとライブラリ構築における自分ルールを構築し、リッピングの際に何を気を付けるべきか把握することが重要です。そうすれば、何の情報も見つからないCDにぶち当たっても、セミナーの時のように笑いながら余裕で対処できます。慌てる必要も恐れる必要もありません。
 
 セミナーに参加された皆様、そしてLaboの皆様、ありがとうございました。
 ネットワークオーディオがもたらす「快適な音楽再生」と、それを実現するために必要な音源管理の精髄をお伝えできたとすれば幸いです。