今となっては貴重なパラマウントのBDソフトです。
まだまだ発表されるソフトが少なかった当時だから買ったようなもので、恐らく今発表されたとしても買わなかったと思います。
とはいえ、いい映画でした。
冒頭、朝焼けの海上から見上げるツインタワーの姿は…………


画質:5 音質:5


映像はMPEG-2のくせしてビットレートはまるで安定せず。
音声はドルビーデジタルのみ。

画質について。
一見しただけでは色乗りがよく鮮やかでそれなりに綺麗に見えるという、MI:3にも見られたのと同じような画作りなのですが、細かい部分には盛大にノイズが乗ります。昔はとにかくBDのあまりの高画質に圧倒され続けた感がありますが、流石に一年以上BDを見続けた今となっては冷静に画質というものが見えてきます。
しょーもねー画質です。
しかし、MPEG-2だから汚い、というわけでは決してありません。イノセンスやキングダム・オブ・ヘブンなど、MPEG-2を採用した初期のソフトでも未だにハイレベルな画質に位置づけられるものも厳然としてあります。
とはいえ残念なことに、このソフトについてはステルスやらカンフーハッスルやらといった、今となっては大して綺麗ではないソフトと同じ次元に留まっていることは確かです。

音声について。
例によってドルビーデジタルのみです。
静かな場面はそこそこの音質ですが、ビルが崩落する破局の場面では全くそれに相応しい迫力が出ません。どうしようもなく力不足です。
パラマウントとユニバーサルはいつまで経ってもドルビーデジタルのみです。
HDDVDの新作情報を見るたびに笑います。
トランスフォーマーでさえドルビーデジタルのみ……
BD陣営に来るなら来るで、ロスレス音声を土産として持参することを望みます。





おまけ

地デジが見られるようになりました。
これはひどい。
やはりハイビジョンはBDで見てナンボです。



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