実はSR8009はとっくに出ていて、日本は相変わらず無視されているだけかもしれない……なんて叶わない望みを胸にマランツの米国HPを見ていたら、もちろんSR8009なんてのは影も形もないのだが、かわりにこんなものを見つけた。
 有料アップグレードですって。
20141207-2

 Auro-3D……?

 どっかで見たことがあったと思ったら、例のエクストリームAVプロセッサーもコレに対応していた。
 結構前に紹介記事も書かれていたようだ。

13.1ch対応の高音質オーディオコーデック「Auro-3D」 -AV Watch

 要は部屋の上にもスピーカーを設置して高さ方向の情報量を強化しようというアプローチ。
 Dolby Atmosのように天井スピーカーまで含めて完全オブジェクトベースのサウンドになっているかどうかまではよくわからないが、得られる効果としては同じようなもんだろう。肝心のソフトがないので、当面は最新世代のドルビーサラウンドのように上方向への演算拡張しかできないだろうが。
 Auro 11.1なるフォーマットで公開された映画もそれなりにあるようだ。わざわざ有料アップグレードが用意されるのだから、それなりに需要はあるようだし、次の世代の製品ではどうせ標準対応になるんじゃなかろうか。
 Dolby Atmosで上映されたけれどBDにアトモスが収録されてない映画作品、もしかしたら再発時にAuro-3Dを収録なんてことは……
 いや、まさか……
 ……

 アトモスと関係なさそうで実はありそうなので、とりあえず覚えておきたい。
 DTSからも何か出てくるんじゃないかと思うと、気が気でないな……

 あと、色々と調べていたら気になるものを見つけた。

20141207-1


【Dolby Atmos導入記】 まとめ