おれの夢が叶うのは誰かのおかげじゃないぜ
風の強い日を選んで走ってきた
画質:8 音質:10
映像はAVC、音声はリニアPCMステレオ
画質について。
フリクリってデジタル製作だったのね。
コンポジットとエフェクトはPCでやってマスターはフィルムだとばかり。
というわけで、時代的には順当にマスターはSDの模様。
大元がSDとはいえ、一目見た時に「オッ綺麗」と思ったほどに、かなり気合の入ったアプコンが施されている。そもそも情報量志向の作品ではないので、埋もれていたディティールが蘇るといった印象は無いものの、キャラクターも背景もくっきりと映し出され、出来の悪いアプコンにありがちなボケた感じは殆ど無い。が、さすがに描線はざわつく。この際目を瞑るべし。
2話『ファイスタ』等で画面効果として集中線が頻繁に用いられており、DVD等では盛大なノイズの温床になっていた気もするが、今回のBD化ではそちらも最低限に抑えられている。
総じてパリっと、キリっと、しゃきっと清廉に生まれ変わった見事なBD化である。次に出てくる青の6号と合わせて、今後出てくるSD製作時代のデジタルアニメのBD化におけるベンチマークになりそう。
見所はニナモリ
音質について。
pillowsの曲がリニアPCMで聴ける!
ささやいてばっかりのスピーカーを君は息で吹き飛ばした!
アウイエー!!
BDレビュー総まとめ
【BDレビュー】 第161回『FLCL』
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