画質:9 音質:8
映像はVC-1でビットレートは割と低め、高くても30に届く程度。
音声はドルビーデジタルのみ。
画質について。
デジタルで作られた人形劇。メカの類も含めて基本的に凹凸はほとんど(それほど)無く、そもそも情報量や解像感がシビアに求められるような映画ではないように思える。アニメーション(実写ではないという意味で)がハイビジョンで収録されることの最大の利点の一つ、すなわち輪郭線の滑らかな表現は見事に決まっている。色彩や暗部情報量についても文句無し。全体としてはそつなくまとめられた魅力的な画質。厳しく見るとマッハバンドがなんぼか出ているくらい。
音質について。
今ではそれなりに無くなりつつある、古き悪きワーナーの糞仕様。
まあ圧縮音声だけと言っても、地の音響がさすがによく練られているだけあって十分楽しめる。音に鋭さや瞬発力の類が無いのは圧縮音声の限界ということか。
それにしても、せっかくライトセイバーなんていう面白い音響素材があるのになぜスターウォーズシリーズはフロント2chにしかセイバーの音をつけないのか……
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【BDレビュー】 第121回『スターウォーズ クローンウォーズ』
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