画質:15 音質:12

映像はAVCでビットレートは20台から40台まで動的に変化。
音声はDTS-HDMA、ビットレートは3~4Mbps台、恐らく24bit。

画質について。
天晴れ!
完璧の上に万全を期し、
最善の上に完全を期した、
まさに夢が現実になった無比の画質。
蜘蛛男3も、海賊3も、バイオ3も、本当は15をあげたかった。
が、ごく僅かに、ほんの僅かに画が崩れる場面があった。主にノイズ過多。
それゆえに、KDL-X5000を購入してから引き上げた画質評価の最高点の15をあげることはできなかった。
アイ、ロボットはついにその極小の欠点も克服して、究極的な画を極限の緊張感でもって最後の最後まで貫き通すことに成功している。
完全なる無瑕の画。
画作りの方向性としては蜘蛛男2の路線で完璧に仕上げた感じ。派手というわけなく、濃厚というわけでもなく、無闇に透明というわけでもなく、とにかく力強い画。画面全体に凄まじい力がみなぎる。
スタッフロールが終わり、最後の最後で誇らしげに映し出されるパナソニックのロゴ。
拍手喝采、素晴らしい仕事、ブラボー!

音質について。
コッチも抜かり無し。
どっちかっちゅーと効果音よりもBGMがメインの音響。
とはいえ、都市を歩く場面等では環境音が圧倒的な情報量。
BGMをただ全方向から鳴らすのではなく、それぞれのトラックをそれぞれのサラウンドスピーカーに割り当てているあたりが面白い。
銃声は「プシュン」こんな感じ。





おまけ

BDのクオリティ競争、ディズニーが海賊以来鳴かず飛ばずで脱落してますので、完全にSPEとFOXの一騎討ちの様相を呈しています。
ギャガは凄まじい気迫で両者にぴたりと追随。
バンダイビジュアルは何故か一人で障害物競走。
ワーナーはやっと競技場に入ったレベル。
パラマウントは競技場を遠くから眺めているレベル。
ユニバーサルは家で寝てる。



BDレビュー総まとめ