画質:11 音質:8
映像はAVCでビットレートは30Mbps台を中心に推移。しょっちゅう40台に突入。
音声はSPEおなじみのドルビーTRUEHDでビットレートは3Mbpsを中心に推移。
画質について。
ダニー・ザ・ドッグ、ローグ・アサシン、そしてアルティメット。
SPE・B級映画シリーズ(勝手に命名)はどれもびっくりするくらいの高品質ソフトです。
画作りも基本的に共通で、フィルムグレインを全面に押し出したゴリゴリザラザラの中でも失われない透明感と、抜群の情報量が特徴です。アルティメットに関しては特にフィルムグレインの粒子が大きく、300並かもしれません。
発色も完璧です。要所要所で実に気持ちのいい赤と出会います。
正直なところ、あたしも昔は「フィルムグレインとか邪魔なだけじゃね?」とか思ってましたが、最近ではすっかり考えが改まりました。
映像の質感、品位とでも申しましょうか。そういったものまで完璧に再現できることもBDの大きな魅力です。
音質について。
SPE作品におけるドンパチとしてはかなり控え目。
銃よりも生身の肉体での格闘を重視した結果としては当然かもしれない。
肉と骨のぶつかり合う音はその分実に生々しい。痛い。
リアの音が少し胡散臭かったことが気になる。
BDレビュー総まとめ
【BDレビュー】 第51回『アルティメット』
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