以下、光田康典公式ホームページ「Our Millenial Fair」より引用。
スタジオではなく、ホールにオーケストラを入れてのレコーディングという豪華な高音質ハイレゾ音源は、ぜひとも最高のスピーカーで聴いていただきたいクオリティへと仕上がっています。加えて、iTunesでは配信用に最適なマスタリングをされたMastered for iTunesで配信中です。光田が自信をもってお届けする最高質の世界をどうぞお楽しみください!
私が敬愛してやまない光田康典氏がこう言うのである。
そして、光田氏が手がけたハイレゾ音源の初リリース。(私の知る限り)
これはもう手を出さないわけにはいかない。
“これから”を占うという意味においても……
・アーティスト / アルバムタイトル
Sarah Àlainn / Canta Con Me~あの日の歌
・購入元
e-onkyo
・スペック&コーデック
96kHz/24bit FLAC
・音源情報(ダウンロードした時点)
・アルバムアート
300×300の画像が最初から埋め込み。
高解像度画像は用意されていない。
・その他諸々
タグからそこはかとなく滲み出るテキトーさ加減はさすが日本といったところか。
ジャンルが入力されていないので要編集。一体何に該当するのかわからなかったが、公式HP等のイメージから私は「Classical」にした。アルバムが出ればそれに合わせて変えようと思う。
・音質所感
!?
凄い。
ただ一言、凄い。
聴いたことのないレベルの凄まじい高音質。
曲調的に似ており、音質的にも素晴らしいSarah Brightman / Time to say goodbyeやらSarah McLachlan / Angelと比べても遥かに高S/Nで透明感は底知れず、構築美ではかの有名なJennifer Warnes / Rock You Gentlyにも劣らず、果ては同じく96kHz/24bitでグラミー賞も獲ったAdele / Skyfallさえ、音場の奥行の深さや純度で圧倒している。
兎にも角にも途轍もない音源が出現したものだ。
光田氏の正真正銘のハイレゾ音源という言葉に偽りはなかった。
Dynaudio Sapphireがはたして光田氏の言う“最高のスピーカー”かどうかは分からないが、その凄まじいまでの高音質を再生・体験できたことは確かだ。
あくまで“音質”という切り口ではあるものの、光田氏が極めて高いレベルで音楽制作をしているのだという事実をまさに体感することができて、ひとりのファンとして嬉しいことこのうえない。
クロノトリガーもゼノギアスもクロノクロスもゼノサーガもキリテも、このレベルでリマスターされてハイレゾ配信されようものなら大泣きして喜ぶ。
待ち遠しい。
【ハイレゾ音源備忘録】 目次