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SOUND SPHEREでルームチューニングをしてみる

公開日: : 最終更新日:2014/01/19 オーディオ・ビジュアル全般, システム・機器

 オーディオを初めてかれこれ8年になるが、恥ずかしながら今の今まで「ルームチューニング」なるものを、実際に何らかのアクセサリを用いて行ったことがなかった。
 スピーカーセッティングは当然厳密にやるにしても、機器にスパイクを履かせてスパイク受けを置く、インシュレーターを噛ます、オーディオボードを敷く、その手のものに比べると、「ルームチューニング」はずっと敷居が高かった。壁、あるいは天井に何かくっつける・貼り付ける必要があるというのは、賃貸暮らしをしている時点で難しいからだ。

 現在の部屋に置いてあるのはオーディオ機材&ラック以外はBDの棚だけで、明らかに響きが過剰。ただ、その響き自体今までのオーディオ遍歴の中で得られなかった類のものなので、ずっと放置してきたし、それを楽しんできたのも事実。
 が、ここいらでオーディオの経験値を上げようと一念発起。

 何かしようと思ったとき、最も目に付いたのがこの部分。

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 いわゆる部屋のコーナーで、しかも硬いスクリーンボックスが近くにある。
 見るからに嫌な響きを溜め込んでそうな部分だ。


 で、導入したのがコレ。

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 SOUND SPHERE PM400である。
 色は問答無用でブラックを選択。
 公式HPの情報は色々と古いので要注意。

 なんでコレを選んだのかと言われれば、
・馴染のショップで詳しくレビューされていた
・黒がカラーにある
・安い

 特に三番目。


 ひっくり返すとこんな感じ。

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 かなり軽い。
 そしてベースの素材は木材のようだ。ペンキか何かで白く塗っている。
 本来であればマグネットが貼ってあるのだが……


 壁紙と黒さの比較。
 これだけの黒さがあれば、シアターユースとして真っ黒にした壁紙からも無闇に浮かずに済みそうだ。

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 というわけで、いざ設置。
 壁に鉄板シート? をタッカーで止め、本体のマグネットと接着する方式。
 見ての通り、部屋の構造上天井に2ミリ程度の段差があり、天井との接着強度が気になる。

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 そして、取り付け。

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 こんな感じ。


 肝心の音の変化はと言うと、


・今までマスキングされていた細かい音が聞こえるようになり、音数が増えた
・低音の輪郭が明瞭になった
・音楽に包み込まれる感覚は減退した


 こんなところだろうか。
 どれも過剰な響きがなくなったことによる変化と言える。
 ただ、確かに過剰な響きだったかもしれないが、それを今まで楽しんできたのも事実なので、最初はかなり違和感を覚えた。

 トレードオフか。


 それにしても、とにかくよく吸音する、という印象。吸音材なるものは初めて使ったが、こんなに吸うものなのかと驚いている。
 コーナーに設置しただけで、私にとっては劇薬のような効果だった。当分はこのままでいこうと思う。

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