【Dolby Atmos導入記】AVアンプの選択

 上の記事を書いてから既に2年近く、ようやくの導入と相成った。
 考慮したのは変わらず、

・SC-LX85から音が悪くならない(良くなるとは言っていない)
・7.1.4構成が可能

 この2点である。

 幸いにして、「来年になればDolby Atmosの方法論が別次元の進化を遂げているのではないか」という不安は杞憂に終わった。

 というわけで、SC-LX59である。
 それはそうと、店頭効果を狙っているからなのか何なのかは知らないが、フロントにべたべたと機能紹介シールを貼り付けるのはいい加減やめにしないか。このクラスの製品を買うユーザーであれば、んなことは言わずとも把握しているだろうに。
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 SC-LX85からSC-LX59ということで、ラインナップ的にはグレードダウンとなる。
 しかし、既にAVアンプの内蔵アンプでメインのスピーカーを鳴らしておらず、プリ/信号処理の部分を使うと考えればSC-LX59でじゅうぶんと判断した。7.2.4chに対応し、さらに本機の内蔵アンプでトップスピーカー4本を鳴らせるため、導入も非常に楽。

 また、説明書がSC-LX85と比べて非常にわかりやすくなっていたことには感心した。
 おかげで6.1.4ch(フロントプリアウト)の接続で地獄を見ることもなかった。

 AVアンプのメニュー画面等は基本的にSC-LX85から変わっておらず、特に戸惑うことはなかった。
 とりあえずの音場補正の結果、トップスピーカーの位置も誤差の範囲に留まったようで一安心。
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 やったぜ。
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 あとはDTS:X対応アップデートを待つのみ。


 これで私のシアタールームも、6.1.4chのオブジェクトベース仕様となった。
 ひとつの終着を迎えたようでなかなか感慨深い。



【Dolby Atmos/DTS:X】オブジェクトベースシアターへの道・まとめ