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【BDレビュー】 第217回『トップをねらえ!』

公開日: : 最終更新日:2013/12/15 BD・ホームシアター関連, オーディオ・ビジュアル全般

お前とアマノは
ひとりひとりでは単なる火だが……
ふたり合わせれば炎となる!

炎となったガンバスターは…………




無敵だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!





1~4話
画質:6 音質:6

5・6話
画質:8 音質:8

映像はAVC、音声はリニアPCMステレオの16bit&新録音がドルビーTRUEHDの5.1chの16bit

画質について。
1~4話:
かなり見れる。
ガタ、揺れ、無いではないが、さして気にならない範疇に収まっている。
粒状感は小。総体として綺麗に洗い磨かれた映像。
きちんと“宇宙が黒い”ことは決定的に評価されるべき点。“何も無い”宇宙空間がきちんと黒く沈んでこそ、“何かでひしめき合っている”宇宙の明るさが引き立つのである。
描線は荒く、そこそこフォーカスは合って解像感も出るが、浮き出てくる視覚的な情報量そのものは大したことはない。ただし、文字のディティールが潰れないことで、脳内で合成される最終的な情報量はうんと肥大化する。宇宙の表現、宇宙怪獣の表現、GAINAXのルーツとも言えるやりすぎ感漂う計器&ディスプレイの表現、やった分だけ全て見渡せる。
5・6話:
一気に見通しが開ける。透明感増し増し、ハイビジョンでござい!という解像感ばっちりの画になってびっくり。
描線は繊細になり、色彩は多様になり、極彩の宇宙で極光が乱れ舞う様の全てを心で感じ取れる。ロボットアニメ史上に刻まれるべきあの合体も未体験のディティールをついに開示する。
果てしなき流れの果てに、白黒の点描は筆の濃淡も細大漏らさず克明に映し出す。素晴らしい。
あぁ、バンダイビジュアルがこの仕事をAKIRAでもしてくれていたら……!!
見どころ:
太陽系絶対防衛作戦
銀河中心殴り込み艦隊、カルネアデス作戦決行

音質について。
コーチの声が若い!!
音数少ないし、ナローレンジだし、そもそも音圧低すぎて全然迫力無いしで、年代的にも作品の生まれ的にも多くを求めても仕方は無いが、得てして声優たちの熱演だけでもっているような音響である。決して悪くはないのだろうが、音響的にいいとか悪いとかいうレベルでもない。あくまで、映像との絡みで判断するべきもの。
5話の太陽系絶対防衛作戦においては神がかった演出との相乗効果で、血沸き肉踊り時を越える体験ができる。古臭く迫力も無いステレオ音響だが、こればかりは目いっぱい音量を上げてエーテルの奔流を浴びたい。
新録音の5.1chは打って変わって現代的なメリハリある音作りで、マルチチャンネルもしっかり生かし、効果音の数もバリエーションも増え、音響の魅力もじゅうぶん感じられる。声が違うのがやはり違和感といえば違和感だが、オリジナルに勝るとも劣らない熱演は健在。より現代的に生まれ変わったトップの音響を堪能できる。
特別な技巧や工夫といったものは希薄だが、直球勝負の全方位殲滅音響である。
聴きどころ:
トップをねらえ! ~Fly High~
あと22分だ!!!



視覚と聴覚は
ひとりひとりでは単なる火だが……
ふたり合わせれば炎となる!

炎となった映像体験は…………




無敵だ!!!!!!!!!!!!!!!





BDレビュー総まとめ

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