自前の機材がどれだけ“ハイレゾ対応”なのかちょっと調べてみた。


日本オーディオ協会、“ハイレゾ対応機器”の定義を発表 – ロゴも統一 ―― Phile-web


 “ハイレゾ対応機器”の定義は次の通りらしい。


<アナログ系>
(1)録音マイクの高域周波数性能:40kHz以上が再生可能であること。
(2)アンプ高域再生性能:40kHz以上が再生可能であること。
(3)スピーカー・ヘッドホン高域再生性能:40kHz以上が再生可能であること。


<デジタル系>
(1)録音フォーマット:FLACもしくはWAV 96kHz/24bit以上が可能であること。
(2)入出力I/F:96kHz/24bit以上が可能であること。
(3)ファイル再生:FLAC/WAV 96kHz/24bit以上に対応可能であること
         (レコーダーはFLAC/WAVどちらかのみで可)
(4)信号処理:96kHz/24bit以上の信号処理性能が可能であること。
(5)デジタル・アナログ変換:96kHz/24bit以上の信号処理性能が可能であること。



 関係するのは録音以外の部分。


LUMIN A1:〇
384kHz/32bitとDSD2.8MHzに対応、周波数特性は記載なし

QNAP TS-119:〇
そもそもNASはオーディオ機器なのかという疑問はあるが中身のサーバーソフトは問題なくハイレゾ音源を配信できる

BENCHMARK DAC2 HGC:〇
DACとしてはもちろん対応、周波数特性も40kHzを越えている

Nmode X-PW10:〇
周波数特性:5Hz-100KHz, +0db/-1db

Dynaudio Sapphire:/(^o^)\
周波数特性:30Hz–25kHz, ±3dB

Pioneer SC-LX85:〇
周波数特性:5Hz-100kHz, +0dB/-3dB

Dynaudio Focus200C:/(^o^)\
周波数特性:38Hz–25kHz, ±3dB

Dynaudio Audience122:/(^o^)\
周波数特性:41Hz-22kHz, ±3dB

Dynaudio Audience52:/(^o^)\
周波数特性:52Hz-24kHz, ±3dB


 上の定義からすれば、見事にDynaudioは全滅。
 ±の幅を広げればもう少し周波数帯域は伸びるだろうけど、40kHz以上となるとちょっと……

 いやーくやしいなー(棒

 これはもう国産“ハイレゾ対応スピーカー”馬鹿売れですね間違いない。
 ハイレゾ音源推しでオーディオ業界が活気付けばいいね。



「ハイレゾだから高音質」という幻想