日本じゃまだ公開もしてないのか……
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画質：９
音質：９


映像：AVC
音声：DTS-HD Master Audio　5.1ch


　画質について。
　意図的に？　人物の肌からディティールを取り去っていた前作とは打って変わって本作の画はなんというか普通になっている。少々オレンジ強めのパリッとした感覚は継承しつつも、きちんと粒状感もディティールも残っている。
　さして特筆すべき点はないものの、昨今の映画として適度に高画質と言える。むしろ、キックアスってこんなに高画質だっけ……と妙な笑いが出る。

見どころ：
ヒットガール


　音質について。
　残念ながら、前作から大幅にパワーダウンしてしまった。前作は私の中で「オールタイム・トップ10シューテムアップ・サウンド賞」に選ばれるくらい、頭のネジの吹き飛んだ凄まじい音を聴かせてくれたものだが、本作は映像同様、普通になってしまった。
　要所要所のアクションシーンではそれなりに盛り上がるし、マルチチャンネルもきちんと活用してはいるのだが、前作に比べるとあまりにも物足りない。ガンアクション、あるいはアクションシーンそのものが減ってしまっているということもあるが、音楽の使い方・盛り上げ方も随分とおとなしくなっている。
　チャンネル数で音が決まるものではないが、前作が7.1chだったのに本作は5.1ch。ユニバーサルに映画化権が買われて金はあったはずなのに、なぜ……

聴きどころ：
ヒットガール
ジャスティス・フォーエバー！！


　しかし、キックアスでウォッチメンのようなテーマを見ることになるとは……



【BDレビュー】　総まとめ