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【BDレビュー】第301回『トレマーズ ブラッドライン』

 マメに写真を撮ってアイコンに仕立ててきたが、くたびれたのでおしまい。

 というわけで、UHD BDタイトルのローンチ以降、記念すべき第301回はみんな大好きトレマーズ!


画質:11
音質:11
(評価の詳細についてはこの記事を参照)

映像:AVC
音声:DTS-HD Master Audio 5.1ch


○画質
 謎の高画質。トレマーズなのに。
 クローズアップ時の迫真のディテールなど、最大瞬間風速は昨今の超画質BDにも肩を並べるレベルであり、作品の性格を考えるとにわかには信じ難い次元にある。
 画質の安定感こそあまりないものの、キレッキレの解像感、迸るディテール、アフリカの大地に照り付ける太陽を感じる強靭なダイナミックレンジなど、画質の諸要素は極めて優秀である。トレマーズなのに。
 ただし低予算は隠しようもなく、肝心のグラボイズがほとんど姿を現さないというアレ。

○見どころ
 バートの顔芸


○音質
 謎の高音質。トレマーズなのに。
 「ただただやかましいだけ」一歩手前でうんざりする冒頭を切り抜ければ、後に残るのは頭のネジをいい具合に外した愉快痛快爆裂珍妙音絵巻である。
 緻密さ繊細さなんて何のその、ノリと勢いと迫力をマルチチャンネルから噴出させて乗り切るスタイル、嫌いじゃない。むしろ、トレマーズファンが望むタイミングで望んだだけの音響的炸裂をかましてくれるのだから大好きだ。

○聴きどころ
 穴にぶち込むロケットランチャー
 シビれるラスト


○総評
 トレマーズファンならばピンと来る……というか「コレ覚えとけよ!」と言わんばかりに露骨に示される伏線を(一部を除き)豪快に回収する、ビリビリシビれるラストシーンには大笑いしながら拍手喝采。
 どっかで見たような展開も多いが、細かいことは抜きにして、「そうそう、コレがトレマーズなんだよ!」と叫びたくなる予想外の快作だった。
 そして謎の高画質&高音質。トレマーズなのに。いいぞもっとやれ。
 この際シュリーカーとアスブラスターはなかったことにして、ケビン・ベーコンも引っ張ってきてまた新作をやろう!



○再生環境(詳細はコチラ

・ソース
OPPO BDP-103

・映像
Victor DLA-X30
KIKUCHI SE-100HDC

・音響(センターレス6.0ch)
Pioneer SC-LX85
Nmode X-PM7
Nmode X-PW1 ×3(サラウンドにモノラル×2、サラウンドバックにステレオ×1)
Dynaudio Sapphire
Dynaudio Audience122
Dynaudio Audience52



【BDレビュー】総まとめ

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