これ……
画質:7 音質:7
映像はAVC、音声はドルビーTRUEHDの16bit。
画質について。
少なくとも、近作に求められる最低水準はクリアしていると言えよう。情報量や解像感といった、画質の基礎体力はそこそこにはある。
問題なのは粒状感過多と暗部に大量に出るノイズ。また、CGIとの馴染みを優先した結果なのかどうかは分からないが、どこか全体的にフォーカスは甘め。
ハイビジョンである意味はあるだろうが、絶対的な画質としては凡庸。
音質について。
サラウンドとマルチチャンネルの基本はしっかりと作られてはいるものの、基本的に凡庸。日本のスーパー戦隊シリーズに出てくる敵の雑魚軍団にしか見えない連中とアメリカ軍との激突は音響的にそれなりに盛り上がるが、血沸き肉踊るには程遠い。
原題:Dragon Warsだけに黙示録的な怪獣大決戦があったりするのだが、こちらは映像に音が完全に負けている。どうにも盛り上がらず陳腐である。
BDレビュー総まとめ
【BDレビュー】 第132回『D WARS』
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