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【音源管理の精髄】 『タグ』とは何か? 【ネットワークオーディオTips】

公開日: : 最終更新日:2013/12/15 PC・ネットワークオーディオ関連, オーディオ・ビジュアル全般

 タグ。
 PCオーディオとネットワークオーディオの両方、特にネットワークオーディオの文脈で語られることの多い単語。
 Webにしろ雑誌にしろ、色々なメディアで色々な形で目にする単語ではある。
 最近発売されたとある雑誌において、タグは要約すると以下のように説明されている。

・データを管理するために設定する曲名・アルバム名・アーティスト名・ジャンルなどの基本的なキーワード

 なるほど。
 ん? 曲名? と思った人は鋭い。その辺はいずれ。

 では、具体的に、タグはどこで見れるのか?
 いったい何がタグなのか?

 ……これこそ、「タグとは何か?」を説明し、理解するうえで、一番の足枷になっているように思われる。
 各所で説明されている通り、タグとはあくまで音源に“内的に”付与されたデータ(それゆえにメタデータとも)であり、意識しなければそもそも目に入らない。あるいは、仮にタグを目にしていたとしても、それがタグなのだと認識できない。
 と、いうわけで、この記事において、「これがタグである」ということを目に叩き込んでもらいたい。
 そうすることにより、間違いなく、世界が開ける。

 あらかじめ言っておこう。

 
 タグを制する者は音源管理を制する。


 これが、今までネットワークオーディオと取っ組み合ってきた私の結論である。
 絶対に避けては通れない、最も大切な要素であると言っていい。


 前置きが長くなった。

 以下、これが『タグ』である。


 ChorusDS 再生中の音源情報画面より
chorusds

 ChorusDS 通常画面より
s_App再生画面 001

 MediaMonkey 操作画面より
WS000003

 MediaMonkey 音源のプロパティより
WS000002


 以上、赤の矢印や四角で示したものは、すべてタグである。


 次に、「タグではないもの」を示す。


WS000004

WS000005

WS000006

WS000007


 以上4枚の画像、よく見る音源フォルダの中に、タグはひとつも表示されていない。


 整理しよう。

・再生ソフトやコントロールアプリに表示される情報のほとんどがタグである
・「曲名」すらタグである
・タグと「ファイル名」は基本的にまったくの別物である
・アルバムアートもタグの一種として音源に登録されている

 つまるところ、タグとは何か。
 「音源に“内的に”付加された情報の総体」である。

 ……こうして言葉にして、言葉だけを見ると結局何なんだ、となるかもしれないが、実際に「何がタグで、何がタグでないか」を見てもらったので、理解してもらえると思う。


 では、

・タグが何も登録されていなかったら?
・タグが滅茶苦茶だったら?

 ということについて、また次回見ていくことにしよう。



 最後に、大事なことなのでもう一度。



 タグを制する者は音源管理を制する。



【音源管理の精髄】 目次

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