Coming over the hill: the monstrous Roon 1.3 – DAR


 RoonBridgeの実装Roon Remoteのスマホ版の登場など、どちらかと言えば再生環境の拡張がメインに思えたRoon 1.2に対し、1.3ではRoonの純粋な再生ソフトとしての機能の拡張が目玉になりそうだ。

 上のDARの記事では10の新機能が紹介されている。
 詳細は元記事を読んでもらうとして、ざっと紹介する。



1. Sonos製品へのストリームが可能に

 Sonosが流行っている海外では重要視されるのかもしれないが個人的には別に……



2. 「artwork gallery browser」でフォルダ内のjpgやPDFが閲覧可能に

 個人的に今回の目玉。ちなみに先駆者もいる。
 「居ながらにしてすべてを見、すべてを操ることで得られる、音楽再生における筆舌に尽くしがたい快適さ」こそネットワークオーディオの真のメリットであり、その究極形にまた一歩近付いたことになる。



3. ソーシャル機能

 個人的には別に……
 


4. プレイリスト機能の強化

 ここでいう「プレイリスト」とは、普段コントロールアプリで「好きな曲を好きな順番で好きなだけ聴く」ために動的かつ一時的に使っている再生曲のリスト(つまりRoonにおける「Queue」)ではない方の「プレイリスト」のこと。



5. ヘッドホンリスニング用クロスフィードフィルターの実装

 「Hugo、Hugo TTまたはFideliaのような」、とある。



6. ダイナミックレンジ解析とボリュームレベリングの高度化

 Roonで再生時のタイムバーも兼ねているアレ。



7. サンプリングレートコンバーターの実装

 Roonは私が「音楽の海」と表現するところの音楽体験の実現に力を入れる一方、再生機能はあくまで基本を揃えているのみという印象があったので、一般的にはコレが今回の目玉と思われる。
 変換はPCM 384kHz・DSD256まで対応し、USB DACとネットワーク(つまりRoonBridge/RoonReadyプレーヤー)の両方で使用可能。
 私はあまりこの手の機能に興味はないのだが、他のソフトと比べて再生時のオプションが少ないことがRoonのイマイチな点に挙げられたりしているので、間違いなく需要はあるのだろう。
 ところで、「さらばHQPlayer」なんて言っているけど、いいのか。知らんぞ。



8. マルチチャンネル音源に対応

 exaSoundやMergingユーザーもにっこり。



9. パラメトリックイコライザーの実装

 元記事の動画を参照。
 この辺のデザインはさすが。



10. Roon OS/Roon Core Kit

 Roon Core Kitの詳細はフォーラムの投稿を参照。
 要はNUCにインストールする、Roon Serverとして機能するLinuxベースのOSのこと。
 極めて軽量かつRoonの動作とオーディオ用途に特化しており、通常のOSの上にRoon Serverをインストールするよりもパフォーマンスの面で有利である、とのこと。
 「Roonしか使わない」とすれば確かに優位性があるだろうし、メーカーが単体Roon Serverを作るうえでも有用に思えるが、「Roonしか使えない」というのは個人的にはちょっと……
 ともあれ、様々な選択肢が用意されるのは良いことだ。


 そんなこんなで、Roon 1.3は今月中にも来そうである。



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