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【BDレビュー】第297回『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』

BDヱヴァQ
 完結がいつになるのかまったくわからなくなった記念。


画質:9
音質:9


映像:AVC
音声:リニアPCM 5.1ch 16bit


○画質
 パリッとした現代的な画は序・破と同様。時たま解像度が落ちるカットがあるところまでおんなじ。
 ただ、序・破に比べると明らかにマッハバンドが増えている。そのため、画質的に「完璧」とは言えなくなっている。
 作り出された映像を細大漏らさず収録するという意味では、まったく問題を感じない盤石の出来。やたらめったらビカビカと光る場面でもなんだかよくわからないものが画面を飛び交い埋め尽くす場面でも、ディテールの取りこぼしやノイズの発生は感じられない。描線は鮮鋭、解像感もばっちし。相変わらずデジタル制作のアニメとして非常にハイレベルなのは間違いない。
 それにしても、演出がとてもエヴァとは思えないほど安直になっているのが悲しい。エヴァではなくヱヴァゆえに致し方なしなのか。

○見どころ
 特になし


○音質
 前二作から劣化。
 マルチチャンネルを活かす工夫にしても、劇伴や効果音の威力にしても、明らかに前二作からパワーダウンしている。特に声のミックスについては問題ありで、明瞭さを欠いて空間に埋もれる印象。序のヤシマ作戦シークエンスとは大違いだ。
 あとは音響全体に頭打ち感というか閉塞感があり、盛り上がるべき肝心なシーンで何とも煮え切らない音になってしまっている。
 それでもなおアニメ作品として非常にレベルの高い音ではあるのだが、やはり前二作ほどの興奮は得られない。残念だ。

○聴きどころ
 ヴンダー発進


○総評
 相変わらず画も音もハイレベルだが、前二作には及ばない。
 ちなみに初回版なのでサントラCDが付属した。このCD、ハイレゾ版とほとんど遜色ないほどの高音質盤である。
 内容? いや、この記事は作品のレビューじゃなくてBDのレビューなんで……



○再生環境(詳細はコチラ

・ソース
OPPO BDP-103

・映像
Victor DLA-X30
KIKUCHI SE-100HDC

・音響(センターレス6.0ch)
Pioneer SC-LX85
Nmode X-PM7
Nmode X-PW1 ×3(サラウンドにモノラル×2、サラウンドバックにステレオ×1)
Dynaudio Sapphire
Dynaudio Audience122
Dynaudio Audience52



第126回『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』

第156回『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』

【BDレビュー】総まとめ


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