Roon 1.5 Is Now Live! – Roon Labs

New Functionality for Roon 1.5
・MQA Decoding
・Linn DS Support

・Redesigned Device Setup, with easier automatic settings
・Improved “Other Versions” with TIDAL and MQA
・Internet Radio supports FLAC and OGG/FLAC streams
・Support for “Bootleg” file tags (If MEDIATYPE, MEDIA_TYPE, RELEASETYPE, RELEASE_TYPE, MusicBrainz Album Type = Bootleg)


 ついでに、ひっそりとNucleus Serverの販売も始まっている。


LINN DSが……Roon Readyに……!? 

 Roon Readyではなく別枠扱いのようだが、ついにLINN DSもRoon対応になった。
 DSユーザーの皆様おめでとう。面白いから無料期間で試してみてほしい。


【CES2018】RoonのMQA対応、そしてAudirvanaが……Windowsに……!?


 そしてとうとう(ようやく)MQAのソフトウェアデコード/コアデコードにも対応。
 これでMQAのデコードに対応しないDACを使っている場合でも、ある程度MQAの音質的メリットを享受できるようになった。

 TIDALのデスクトップアプリやAudirvana Plus同様、Roonができるのは「コアデコード」(96kHz/24bitまで)である。それより上はフルデコード対応のDACか、「MQAレンダラー」対応のDACを組み合わせる必要がある。後者はこないだiFiの(ほぼ)全DACが対応したことが記憶に新しい。常用しているRoonとうちのiFi nano iDSD BLとの組み合わせで、MQAのフルデコード再生が可能になるという寸法だ。

 もっとも、TIDAL Mastersで用意されているMQA音源のサンプルレートは大多数が(特に最近のものほど)96kHz以下なので、コアデコードだけでだいたいなんとかなる。

 ちなみに私自身はMQAに対する思い入れは特になく、音源を買う際にわざわざMQAを選ぶことはない。
 「TIDAL Mastersに音源が用意されていれば儲けもん、CDの44.1kHz/16bitよりは得した気分」くらいの感覚である。

 TIDAL Mastersの音源は既にかなりの量があることは事実であり、TIDALユーザーにとって、ソフト/ハードがMQAに対応していることは現実的に大きなメリットを生じる。

 そんなこんなで、組み合わせるDACを問わず、Roon 1.5でTIDAL Mastersを今まで以上に活かせるようになったことは素直に喜ぶべきだろう。


 あと、LUMIN AppやAurenderのコントロールアプリでは前々から出来ていた、「TIDALの通常の音源とTIDAL Mastersの音源を区別する」デザインがついに(ようやく)実装された。個人的にはコレがとてもうれしい。


 以下、画像は適宜クリックして拡大を推奨。


 1.4の図。
 通常の音源もTIDAL Mastersの音源も、実際に再生してシグナルパスを見ない限り判別不可能だった。






 1.5の図。
 やったぜ。







 というわけで、RoonでMQAのコアデコード再生をしてみる。


 ん?


 ……



 …………



 ………………



 ……………………




 MQAのページにもある通り、

ソフトウェアの側でデコードできるMQAファイルは音源のコア情報が含まれている96kHz/24bitまでとなる。


 つまりこのRoonの表記は、大元の音源のサンプルレートはさておき、「Roonでやれるのはここまでですよ」という意味なのだろう。シグナルパスが「Enhanced」ではなく「Lossless」になっているのを見る限り、例えば44.1kHz/24bitの音源を88.2kHz/24bitにアップサンプリングしているとも思えない。
 とにかくRoonでMQAをコアデコードしていることは確かだ。
 MQAはこういうところがめんどくさくてなあ。


 なお、ここまではifi nano iDSD BL側の設定を何もしていない場合である。

 ここから「Device Setup」で設定していく。


 初期状態では「No MQA Support」となっている。


 ifi nano iDSD BLは「Renderer Only」である。フルデコードに対応したDACは「Decoder Only」のはず。「Decoder and Renderer」は謎。



 というわけでnano iDSD BLを「Renderer Only」に設定して再生すると、


 こうなった。


 96kHz/24bit以上の情報があった場合はさらにレンダラーに送ります、と。


 なるほど……


 …………


 ……


 MQAは「DACが対応するか否か」だけなら単純でわかりやすかったのに、今では「コアデコード」とか「レンダラー」とか、そういうのまで出てきたもんだからたいへんだ。

 とにかくnano iDSD BLのLEDがマゼンタに光ってるからこれ以上はもう気にしない。




 2015年からずっと追ってきた。Roonもずいぶんと進化を遂げた。

 1.5でMQAソフトウェアデコード対応も含め、おおよそこんにちの再生ソフトに求められる機能は網羅したように思える。
 現時点でRoonはTIDALとの組み合わせで私の音楽生活に完全に溶け込んでおり、これといった不満もなくなった。

 これからRoonはどのような進化を遂げていくのだろうか。



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