○参考

【レビュー】LUMIN A1

LUMIN T1(公式HP)

LUMIN D1(公式HP)



○T1

 T1&外部電源
 外部電源はA1と同じもの。
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 T1正面
 A1/S1に比べるとヘアラインが強く出ているような? 
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 フロントパネルを斜めから
 厚い。
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 ディスプレイ周辺部
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 背面①
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 背面②
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 筐体の厚みはそれなりで、さすがにA1のような存在感は無い。
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 ひっくり返す
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 足①
 インシュレーターはA1と同じものに見える。
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 足②・フロント側
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○T1所感

 外部電源を含め、付属するケーブル類はA1と同じ。
 A1と比べると圧倒的に軽い。(A1が8kgなのに対してT1は3kg)
 でかけりゃいい、重けりゃいいなんて思考とはとうに袂を分かったつもりだが、同じメーカーのシリーズならば話は別。エクステリアの洗練度はさておいて、やはり存在感はA1と比べて軽い。
 筐体強度はそれなり。決してペラペラではないが強靭という感じでもない。ただしフロントパネルは重厚。
 A1に比べてサイズが小型化しているが、これはA1のアルミ削り出しの分厚い外壁分がそのまんま縮んだと考えればいい。T1にまでひさしを付ける意味があったのかどうかは不明。
 T1はコンセプト的に「筐体のコストを下げたA1」なので、中身の回路や外部電源はA1と同等。搭載する端子も同じ。内部の写真はググれば見つかる。T1でも頑張って回路天吊りをしているようだ。



○D1

 D1正面
 諸事情につき外部電源の写真は無いが、L1のACアダプターと同じものが付属する。
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 フロントパネルを斜めから
 T1と同じ。
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 ディスプレイ周辺部
 こちらもT1と同じ。
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 背面端子
 HDMIが省略される、電源スイッチがあるなど、端子のレイアウトを含めて他機種と異なる。端子類のパーツそのものは上位機種と同じものが使われているようだ。
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 ひっくり返す
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 足①
 この辺に色々と集中している。
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 足②・フロント側
 インシュレーターは上位機種と同じ(ように見える)。
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○D1所感

 「廉価版A1」だったT1とは異なり、D1は完全に「LUMINのエントリークラス」という立ち位置になっている。
 筐体の作りそのものはT1と同様で、それなりに高級感はある。T1に比べてさらに軽くなった(2kg)が、それ以上にサイズが小さくなったため無闇に軽いという印象はない。ちなみに上位機種の外部電源はそれだけで2kgある。トロイダルトランスを積んで、なおかつデザイン的にも優れた外部電源は上位機種の大きな強みになっていた(ような気がする)だけに、電源がL1同様のACアダプターになったことは、単にサイズが小さくなった以上の外観的・構造的変化と言える。
 小さくなったおかげか、相対的にT1より剛性感に優れる印象。
 回路もA1/T1とは異なり、1枚基板に集約、出力トランスの省略など明確な差が存在する。基板の様子はググれば出てくる。出力トランスが省略されたとはいえ、単に無くしただけというわけではないようだ。
 DACチップとしてWM8741のデュアル使用、フルバランス回路構成といったオーディオ的な強みは死守しており、特にバランス出力の搭載は様々な局面で活きるはず。



○サイズ比較等

 正面
 D1はぎりぎりハーフラックサイズと言っていいサイズではなかろうか。
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 側面
 正面以上にD1の小ささが際立つ。
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 背面
 ひさし……
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 LUMIN3兄弟 & Nmode X-PM7
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 ちなみにディスプレイは全機種で同じようだ。
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【インプレッション】LUMIN T1 & D1