Roonはバージョン1.5の途中から、ChromecastデバイスをOutputとして使えるようになっている。

Roon 1.5 (Build 334) Is Live with Chromecast Support! – Roon Labs

 映像出力に対応したChromecastデバイスから再生する場合であれば、上の画像のようにディスプレイに諸々の画像も表示されるとのことだったが、案の定私自身Chromecastにはとんと縁がなく、Roonとの組み合わせを見る機会も試す機会もなかった。


 ところがどっこい、先日訪れた友人の家ではテレビにChromecastが繋がっており、私もRoonのCoreを動かせるノートPCを持参していたために、「Roon × Chromecast」を実際に体験する機会を得た。


 Bill Evans Trioの「Waltz for Debby」を再生している様子。
 写真右下がRoon Remoteを動かしているiPad Pro(12.9インチ)。そしてChromecastに繋がっている40インチの液晶テレビ。

 サイズの関係で写真では見づらいが、Roon Remoteでは表示されている諸々の操作アイコンがディスプレイでは表示されず、レイアウトも多少整理されている。


 歌詞の表示に対応する音源であれば、ディスプレイにも歌詞が表示される。


 歌詞は時間に合わせてスクロールするので、頑張ればカラオケに使えるかもしれない。


 「映像出力を持つRoon Readyプレーヤー」であるOPPO UDP-205の外部ディスプレイ表示は需要があるのか正直謎だったが、Chromecastはそれとは別次元。Chromecastはあくまでも再生中の音源情報を表示するだけであり、実際の操作性はCoreを動かす機器のスペックとRoon Remoteを動かす端末次第であるとはいえ、やっぱりでかくて綺麗な画面は見ていて楽しい。RAATすげえな。音声以外のいろんな情報が流れまくっているあたり、純粋な音質的にはどうなのかとも思うが。

 ついでに、RoonのOutputとしてのChromecastの挙動も凄まじく安定しており、なおかつ高速だった。友人はRoonそれ自体も含めて感動していたようだ。


 「Roonと組み合わせるネットワークオーディオ機器」というと、基本的に私は音質を大切にする観点からRoon Ready対応製品にしか興味がなかった。RoonがSonosやChromecastに対応しても、特に何とも思わなかった。

 しかし実体験を経て、少なくともChromecastに対する見方は変わった。
 Chromecastとの組み合わせは、Roonが提供する「聴くだけにとどまらない多面的な音楽の楽しみ」を、「リビングルームの大画面」にまで拡張する。音質を追求するガチなシステムとは別の在り方として、これはこれで間違いなく面白い。



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