【ネットワークオーディオ実践編】foobar2000を使って手っ取り早くDSD256対応のネットワークオーディオ環境を作る

 安くて早くて多機能で夢が広がるfoobar2000を例に、実践編のまとめとして。
 ネットワークオーディオなんて言うと仰々しく聞こえるけれど、実際は手っ取り早く、かつ最小限の投資で実践可能である。
 

○必要なもの

・Wi-Fi環境
・今あるWindowsPC
・今あるスマホまたはタブレット(iOS・android両方可)
・(今ある)USB DAC
・きちんとUSB DACの設定がされたfoobar2000
・頑張って磨き上げたライブラリ(構築のためのTipsは第2章と第8章を参照)

※foobar2000自体はDSD256を再生可能だが、実際に再生可能なフォーマットは使用するUSB DACのスペックに依存する
 

○要らないもの

・単体プレーヤー(オーディオ機器としてのネットワークオーディオプレーヤー)
・NAS
・サーバーソフト
 

○必要額

 既にUSB DACがあれば、

・iPhoneを使う場合:240円
・iPadを使う場合:360円
・android端末を使う場合:168円(0円でも可)

※MacユーザーはAudirvana PlusとA+ Remoteで1万強、JRiverとJRemoteで1万弱
 

○実践

・iPhoneもしくはiPadを使う場合
 MonkeyMote 4 foobar2000(iPhone)、MonkeyMote 4 foobar2000 HD(iPad)をインストールする。
アプリMonkeymote4foobar2000
 foobar2000側の設定を行う。
 設定方法やアプリの詳細はこの記事を参照。

 あとは聴くだけ。
 下手な単体プレーヤーよりもよほど快適だ。
20150821実践編01

 所要時間5分。
 ネットワークオーディオへようこそ。
 
 

・android端末を使う場合
 foobarConを端末にインストールする。
 無料版は広告が出るので、それが嫌なら168円出してPROを買おう。
アプリfoobarCon
 foobar2000側の設定を行う。
 設定方法やアプリの詳細はこの記事を参照。

 あとは聴くだけ。
 下手な単体プレーヤーよりもよほど快適だ。
20150821実践編02

 所要時間5分。
 ネットワークオーディオへようこそ。
 

 PCを使っていわゆるPCオーディオの環境を構築している人は、最小限の労力でネットワークオーディオを実践することが可能である。

 これから始める人は、今あるものを活用して、最小限の投資でネットワークオーディオを実践することが可能である。

 モニタにかじりついてマウスをカチカチから解放されて、もっと快適に音楽を聴こう。
 ネットワークオーディオへようこそ。
 
 

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