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【ネットワークオーディオTips】foobar2000のコントロールアプリ 『foobarCon』

 音楽を聴く際にいちいちPCと向き合いたくない。
 マウスをカチカチもしたくない。
 要は、オーディオ部屋で椅子に座った瞬間、もうPCの存在を意識したくないのだ。
 CDプレーヤーはリモコンが使えたんだぞ。
 PCオーディオだかネットワークオーディオだか知らないが、なんとかならないものか。

 なんとでもなる。


 PCオーディオはもっと自由になれる。


 コントロールこそがネットワークオーディオの本質である。
 再生機器としてPCとUSB DACを使うかネットワークオーディオプレーヤーを使うかは問題ではない。


 というわけで、今回紹介するのはfoobar2000のコントロールアプリ、foobarCon。
 androidアプリである。
 基本無料、PRO版が168円。
 ちなみにiOS用としては以前MonkeyMote 4 foobar2000を紹介している。


 foobarConを使うためには、それ用のコンポーネントが必要になる。
 まずfoobarConのHPからfoobar2000用のコンポーネントをダウンロードしてインストールしよう。
20150812foobarConPC04

 foobar2000の「Preference」からコンポーネントと設定を確認する。
20150812foobarConPC01

 プラグインの設定画面。
 色々あるが、とりあえず初期設定のままで問題ない。
20150812foobarConPC01-2

 続いて、foobarConを起動する。
 なお、検証にはNexus 9を使用している。
20150812foobarCon端末02

 自動スキャンがオンになっていれば「サーバーのリスト」にfoobar2000を起動しているPCのIPアドレスが現れるはずなので、それを選択して「接続」。
20150812foobarCon端末03

 これでfoobar2000のコントロールが可能になる。

 画面左端からのスワイプでメニューが出てくる。
20150812foobarCon端末17

 基本的に「プレイリスト」「ライブラリ」「再生中」を切り替えながら操作を行うことになる。
 ちなみにfoobarConにおける「ブラウザ」とはPCの中身をそのまんま覗いていくというもの。それ自体はサーバーソフトにおける「フォルダ」と同じだが、こちらは範囲が音源フォルダに限定されない。

 初期状態で「ライブラリ」に用意されているツリー。
 少々クセがある。この中の「ユーザー」はfoobar2000側からツリーの構造を編集可能。
20150812foobarCon端末16

 ブラウズはリスト・タイル表示に両対応。foobarConではグリッド表示と呼ぶようだ。
20150812foobarCon端末04
 
 ブラウズ時にアルバムアートの縦横比は維持されるが、正方形からはみ出した部分はカットされる。
20150812foobarCon端末05

 グリッド表示の際のアルバムアートのサイズも変えられる。あまり違いはないが。
20150812foobarCon端末06

 あと、よくよく見るとブラウズ時のアルバムアートはリサイズして表示されている。粗い。
 ただそのおかげか、表示・スクロールともに非常にスムーズ。
20150812foobarCon端末07

 再生画面。
 必要な機能は揃っている。というより、画面のあちこちを押すと隠れているものが色々と出てくる。
 なーんかごちゃごちゃしていて、アルバムアートの上下に白枠が覆いかぶさっている。
20150812foobarCon端末08

 というわけで、foobarConは縦画面で使うのがよさそうだ。
 ちなみにアルバム名やら何やらの情報は数秒で消える。
 広告が邪魔なら168円払ってPRO版を買おう。
20150812foobarCon端末18

 問題なくfoobar2000をコントロールできている。
20150812foobarConPC02

 プレイリスト。
 基本的な再生ボタンは画面下に残る。
20150812foobarCon端末09

 プレイリスト内の曲順の入れ替えが可能。
20150812foobarCon端末10

 再生画面とプレイリストは画面の左右スワイプでも切り替え可能。
20150812foobarCon端末11

 再生画面からブラウズ画面に戻るには、画面左端をスワイプしてメニューを出すか、再生画面上部の白枠(上の画像参照)をタップすればいい。
 再生中の場合はブラウズ画面の下に同様の白枠が表示され、タップにより再生画面に戻る。
 少々煩雑な気がする。
20150812foobarCon端末12

 設定項目も充実している。
 詳しくは触れないが、中にはこんなのも。
 なかなか痒いところに手が届く作り。日本語が怪しいが気にしない方向で。
20150812foobarCon端末13

 なんとなくiOSのMonkeyMote 4 foobar2000と同時に使ってみた。
 三者の同期確認。
 特に意味はない。
20150812foobarCon端末15
20150812foobarCon端末01
20150812foobarConPC03


 foobar2000をコントロールするandroid用アプリは色々あり、もっとメジャーなものとして「foobar2000 controller」というまんまな名前のアプリもある。が、実際に使ってみたところfoobarConの方が良いと感じる。
 各機能の切り替えが少々煩雑であり、使いこなすには慣れが必要にも思えるが、音楽再生に必要な機能を一通り揃えており、設定の幅も広い。初期状態でもそれなりに使いものになる。
 同じfoobar2000のコントロールアプリとしてMonkeyMote 4 foobar2000と比較すると、シンプルにわかりやすくまとまったMonkeyMote 4 foobar2000、使いこなすに慣れが必要な一方でより多機能なfoobarCon、といったところか。総合的な完成度はほぼ同じ。
 iOS端末を持っていればMonkeyMote 4 foobar2000を使えばいいし、android端末を持っていればfoobarConを使えばいい。

 foobar2000とfoobarConの組み合わせ。
 これこそ『ネットワークオーディオ』である。



【音源管理の精髄】 目次 【ネットワークオーディオTips】


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Comment

  1. お邪魔いたします。
    貴ブログの「FOOBAR CON」の記事、とても参考になりましたので、私のブログにリンクを貼らせて頂きました。(ありがとうございます)

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