*

【ネットワークオーディオTips】foobar2000のコントロールアプリ 『MonkeyMote 4 foobar2000』

公開日: : 最終更新日:2015/08/22 PC・ネットワークオーディオ関連, オーディオ・ビジュアル全般

 音楽を聴く際にいちいちPCと向き合いたくない。
 マウスをカチカチもしたくない。
 要は、オーディオ部屋で椅子に座った瞬間、もうPCの存在を意識したくないのだ。
 CDプレーヤーはリモコンが使えたんだぞ。
 PCオーディオだかネットワークオーディオだか知らないが、なんとかならないものか。

 なんとでもなる。


 PCオーディオはもっと自由になれる。


 コントロールこそがネットワークオーディオの本質である。
 再生機器としてPCとUSB DACを使うかネットワークオーディオプレーヤーを使うかは問題ではない。


 というわけで、『MonkeyMote 4 foobar2000』を紹介する。
 ちなみに「HD」と付くのがiPad版。

 MonkeyMote 4 foobar2000はfoobar2000をリモートコントロールするアプリである。そのまんま。
 実質的にMediaMonkey用のMonkeyMoteのバリエーションだと言える。
 iPad版は300円。買おう。
 申し訳ないがiPhone版はパス。


 MonkeyMote 4 foobar2000を使うためには、それ用のコンポーネントが必要になる。
 まずMonkeyMoteのHPからfoobar2000用のコンポーネントをダウンロードしてインストールしよう。
 ついでにMediaMonkey用のプラグインも一緒に。
MonkeyMote(MediaMonkey)01

 foobar2000の「Preference」からコンポーネントと設定を確認する。
MonkeyMote 4 foobar2000(foobar2000)01

 プラグインの設定画面。
 「Server enabled」にチェックが入っているか確認。
 ついでに「Cover quality」もUltraにしてしまおう。
 あとの細かい部分は気にしない方向で。
MonkeyMote 4 foobar2000(foobar2000)02

 これでfoobar2000側の設定は終了。
 MonkeyMote 4 foobar2000を起動する。
 そっけない画面だが、この場合「4th」というのがPCのこと。
 ここをぽちっとやってfoobar2000に接続する。
MonkeyMote 4 foobar2000(iPad)01

 これが基本画面。
 音楽再生にとって必要な機能はそつなくまとめられている。
 MonkeyMoteの亜種のくせして微妙に表示が違う。タイル表示されるアルバムが増え、アルバムアートの縦横比が崩れなくなったかわりに、画像の左上を頂点としてスクエアにぶった切られるようになった。クロノが窮屈そうである。
MonkeyMote 4 foobar2000(iPad)02

 左下のアルバムアートをタップするとそれなりに大きく表示される。
 が、ぶった切られたまま。
MonkeyMote 4 foobar2000(iPad)03

 一方で、こちらはろくにカスタマイズしていないfoobar2000の画面。
 MonkeyMoteでの操作に応じてプレイリストはきちんと同期する。
 ちなみにこちらは当然ながらアルバムアートの縦横比は保たれている。
MonkeyMote 4 foobar2000(foobar2000)03

 アルバム内の曲一覧。
MonkeyMote 4 foobar2000(iPad)05

 プレイリスト。
MonkeyMote 4 foobar2000(iPad)04

 アルバム単位・曲単位ともに、プレイリストへの追加方法は充実している。
MonkeyMote 4 foobar2000(iPad)08
MonkeyMote 4 foobar2000(iPad)09

 プレイリストに登録されている曲の右側の「Details」をタップすると、諸々の情報が表示される。この辺はMonkeyMoteと同じ。
MonkeyMote 4 foobar2000(iPad)06

 そこで例えばアーティストをタップすれば、該当するアーティストのアルバム一覧が表示される。
 良く出来ている。ただし相変わらずぶった切られている。
MonkeyMote 4 foobar2000(iPad)07


 MonkeyMote 4 foobar2000はそこまで完成度が高いというわけではない。色々と試してみたが、かなり良く出来ている。音楽再生に必要な機能を過不足なく備え、 プレイリストへの曲追加に関する挙動も充実し、操作性もよく練られている。
 さすがにLUMIN AppやJRemoteと比べると分が悪く、見た目の派手さもないが、MonkeyMote 4 foobar2000があれば、十分すぎるほど快適な音楽再生を手に入れることができるだろう。
 foobar2000は無料でありながら多機能と柔軟なカスタマイズ性を兼ね備えており、広いユーザーの熱意に応えてくれる素敵な再生ソフトである。そんなfoobar2000に対し、MonkeyMote 4 foobar2000は快適な音楽再生というさらに素敵な要素を付け加えてくれる。コンポーネントによって無限に進化するfoobar2000の面目躍如といったところか。
 コンテンツツリーのカスタマイズなど、foobar2000それ自体のカスタマイズがどのようにアプリ側の表示と挙動に影響を与えるかまでは検証していないが、初期状態でもじゅうぶん使える。

 foobar2000とMonkeyMote 4 foobar2000の組み合わせ。
 これこそ『ネットワークオーディオ』である。



【音源管理の精髄】 目次 【ネットワークオーディオTips】

スポンサーリンク


関連記事

LANケーブルで音は変わるか?

【ネットワークオーディオの魔境を往く】 - いったい何が始まるんです?  ネットワーク

記事を読む

no image

【BDレビュー】 第89回『シューテム・アップ』

画質:14 音質:12+(7.1ch収録のため) 映像はVC-1でビットレートはストレスな

記事を読む

no image

【BDレビュー】 第108回『ウォンテッド』

まんま映像的に豪華になったシューテムアップ。 監督つながりで“ロシア人”も登場。 画

記事を読む

【音源管理の精髄】 複数のディスクから成るアルバムをどう扱うべきか 【ネットワークオーディオTips】

 参考になるかもしれない備忘録。  私は基本的にCDをリッピングする際、「ディスク1枚

記事を読む

【音源管理の精髄】 『タグ』とは何か? 【ネットワークオーディオTips】

 タグ。  PCオーディオとネットワークオーディオの両方、デジタルファイル音源を扱うあらゆる領

記事を読む

【UHD BDレビュー】第30回『ハクソー・リッジ』 米国盤 【Dolby Atmos】

画質:9 音質:15☆ (評価の詳細についてはこの記事を参照) 映像:HEVC

記事を読む

「ハイレゾであること」と「音が良いこと」は別物である

日本オーディオ協会、独自の「ハイレゾ・オーディオテスト信号」開発検討 - Phile-web

記事を読む

【AV史に残るBD勝手に10選】第8位『007 カジノ・ロワイアル』 ― H.264/MPEG-4 AVCの夜明け

写真は後年のBOXセットのもの 【BDレビュー】第3回『007 カジノ・ロワイアル』

記事を読む

ブビンガ・ラックの導入

 うちのSapphireには山崎創作に作ってもらったブビンガのボードを使っている。  で、コレがす

記事を読む

【ネットワークオーディオTips】コントロールアプリの紹介 『Technics Music App』(iPhone版)

 いつまで経ってもアプリの検証が進まず、気が付いたら2015年になってしまった。  このままでは永

記事を読む

スポンサーリンク

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

スポンサーリンク

【ホームシアターでゲームをしよう!】第3回『ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン』

https://www.youtube.com/watch?v

TIAS2017の思い出

 色々あるが、最も印象に残ったのはナスペックブースでのPlayback

【イベント報告】東京インターナショナルオーディオショウ2017 於:トライオードブース

予告:東京インターナショナルオーディオショウに参加します  

【ホームシアターでゲームをしよう!】第2回『ドラゴンクエストⅪ 過ぎ去りし時を求めて』

https://www.youtube.com/watch?v

【ハイレゾ音源備忘録】Nicogi / 蜃気楼

・アーティスト / アルバムタイトル Nicogi /

【ホームシアターでゲームをしよう!】再始動

 諸事情により、第1回『The Last of Us』以来

【ハイレゾ音源備忘録】Nicogi / Precious Morning

・アーティスト / アルバムタイトル Nicogi /

【BDレビュー】第345回『RWBY Volume 4』

画質:8 音質:6 (評価の詳細についてはこの記事を参

JPLAYの入門ガイドを作成しました

JPLAY日本語公式ページ →PCオーディオ入門者向け設定ガイド

月刊HiVi 2017年10月号に記事を執筆しました【おまけつき】

月刊HiVi 10月号 9/16発売 祝35周年・UHDブ

【ハイレゾ音源備忘録】Helge Lien Trio / Guzuguzu

おまえの新譜グズグズじゃねーか(歓喜) ・アーテ

【ハイレゾ音源備忘録】Tingvall Trio / Cirklar

・アーティスト / アルバムタイトル Tingvall

【ハイレゾ音源備忘録】Julian Lage / Arclight

・アーティスト / アルバムタイトル Julian La

【レビュー】DSP-Dorado 音質編

外観・導入編 設定・運用編 ・再生環境(詳細)

【UHD BDレビュー】第33回『ザ・コンサルタント / The Accountant』

画質:6 音質:8 (評価の詳細についてはこの記事を参

【レビュー】DSP-Dorado 設定・運用編

外観・導入編  DSP-Doradoは意外と(?)多機能

【イベント情報】東京インターナショナルオーディオショウに参加します

 既にオーディオ誌で見たという人もいるかもしれませんが、 2

【UHD BDレビュー】第32回『メッセージ / Arrival』 米国盤

画質:7 音質:8 (評価の詳細についてはこの記事を参

【レビュー】SFORZATO DSP-Dorado 外観・導入編

「純粋なネットワークオーディオ」への憧憬 続・「純粋なネットワークオ

激突!OpenHome/UPnP vs Roon Ready/RAAT

 今回は音質面の話。  「Roon ReadyはUPnPベースのシス

→もっと見る

PAGE TOP ↑