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【記事修正とお詫び】オーディオ業界は本気でハイレゾを普及させる気があるのかという疑問

公開日: : 最終更新日:2014/09/14 オーディオ・ビジュアル全般, ハイレゾ音源, 雑記

eufonius、大ヒット作『frasco』のDSDマスターを解禁!!


【記事修正とお詫び】
 

 2014/09/13 15:09に、上記記事に関連して、

・元からDSDマスターがあるならなぜ最初からそれを出さないのか
・なぜDSDからわざわざ96kHz/24bitにして出す必要があったのか
 (意図的にスペックを落とした音源をリリースしたのではないのか)
・今回DSDでリリースされる音源は5曲だけだが、いずれ10曲ともDSDにして再リリースするつもりではないのか

 という内容の文章を書きました。
 その後、OTOTOY様よりTwitterにて、

・今回の配信決定は96kHz/24bitの好評を受けてのもの
・もともとDSDマスターがあるのは5曲のみ
・よって、全曲がDSDで配信されることはない


 という説明がありました。
 当記事にも同内容のコメントを頂いております。


 この件に関して強い語調で批判を述べたことについて、個人的推測が誤りであった部分を上記のとおり修正・削除しました。
 OTOTOY様をはじめ、関係者の皆様にお詫びいたします。


【記事修正とお詫び・ここまで】




 もうひとつ。 


クリプトン、ハイレゾ対応ながら低価格化、KX-5の音に迫る25万円のブックシェルフ「KX-1」

 日本オーディオ協会によるハイレゾの定義なんて別に知ったこっちゃないが、自前でハイレゾ音源の配信も手掛けているメーカーが、なぜこうも安直に“アナログ領域”であるスピーカーに、本来“デジタル領域”の話であるハイレゾ対応なんて言葉を冠してしまうのだろうか。

 と思っていたら、

・オーディオ協会が定めているのは“ハイレゾ対応機器”の定義であり、
 ソフトや音源の定義ではない。

・民生用機器については、96kHz/24bitのFLACやWAVに対応していること、
 40kHz以上の再生が可能なことなどが条件。

・音源自体についての基準はJEITAの基準やレコード会社等の判断に準ずる。

・ハイレゾ推奨ロゴを付与するのは、オーディオ協会会員企業の製品であり、
 協会の定める定義を満たすもの。


 あっ……



 『ハイレゾ』という言葉そのものには可能性が満ちている。
 CDとともに規格化されたPCM 44.1kHz/16bitという制限から抜け出し、PCMにせよ、DSDにせよ、デジタル音源が本来持っている(いた)音質上の可能性がユーザーに届けられるようになった。いわゆるハイレゾ音源の登場は、いちオーディオファンとして素直に喜ばしい。

 ところが、『ハイレゾ』を取り巻く今日の環境はどうだ。

 これでハイレゾの普及が進むと本気で思っているのか。

 私にはオーディオ業界が何をしたいのかよくわからない。



【ハイレゾ音源備忘録】 eufonius / frasco

「ハイレゾだから高音質」という幻想

【音源管理の精髄】 目次

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Comment

  1. OTOTOY編集部 長島 より:

    OTOTOY編集部の長島です。ブログ拝見いたしました。今回のfrasco [DSD master]の配信は、同作の24bit/96kHz版が大変好評をいただいたため、「より高音質な音源の用意がある5曲に関してはマスターを買っていただけるようにしよう」というアーティストの思いを受けて実現したものです。もともと5曲のみしかDSDマスターは存在しておりませんので、「最初から最高の状態で出せた」のに「意図的にスペックを落とし」て24bit/96kHz版をリリースしていたという事実はありません。また、同じ理由から、10曲全曲が収録されたDSD版が配信されるということもありません。eufoniusの音源を、より多様な楽しみ方ができる状態にしたい、という判断の結果です。

    このような形であれ、OTOTOYの音源に注目し、ご意見を言っていただけたことは感謝しております。

    今後ともOTOTOYをどうぞよろしくお願いいたします。

    • sakakihajime より:

      OTOTOY編集部 長島様

      修正のコメントありがとうございます。
      そしてこのたびは申し訳ございませんでした。

      いちオーディオファンとして、これからも素晴らしい音源をリリースされることを期待しております。

  2. ボスケテ より:

    スペックが全てでは無いことは理解していますが、存在しているのであれば
    出し惜しみせずに
    初めから最高スペックの音源で販売して欲しいです。

    せっかく購入してもDSD,PCM,FLACからどれか一つしかDLできず、
    将来、わたしのDSD対応機器にアップグレードした際の買い直しが必要なサイトも多いのが、気軽に買いにくい点だとおもいます。

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