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【音源管理の精髄】 Tag&Renameを使ったDSDのタグ編集 【ネットワークオーディオTips】

公開日: : 最終更新日:2015/03/09 PC・ネットワークオーディオ関連, オーディオ・ビジュアル全般

 本題である。


 前々から言っているとおり、正直なところ私はDSD音源にあまり興味がない。
 恥ずかしながら、自分で金を出して買ったDSD音源は一つもない。(雑誌にくっついてくる音源は別だが)
 ということで、検証には『アニソンオーディオ』に付属してきたDSD音源を使用する。
WS000368


 私にとって不動のライブラリ管理ソフトであるMediaMonkeyは残念ながらDSDに対応していない。
 さらに、dBpoweramp Tag EditorもDSDには対応していない。
 ご覧のとおり単なる空白が表示されてしまう。無念。
WS000372


 【dBpoweramp Tag EditorもDSDのタグ編集に対応したよ!】


 というわけで、ここではJRiver Media Center(以下JRiver)を使用する。
 以下が、何にも手を加えていない状態である。
 ちなみにこのライブラリはなんとなく44.1kHz/16bit、44.1kHz/24bit、48kHz/24bit、96kHz/24bit、192kHz/24bitを混在させている。
WS000370
WS000371

 とりあえず、「アルバム」が空欄である。
 「アーティスト」に本来のアルバム名が入っている。となると、アーティストは誰だ?
 「トラック」も空欄。まぁ、この音源に関して言えばイレギュラーなオマケ音源だと思うので、この際トラックはどうでもいい。ファイルに最初からついてきた「01」「02」を使おう。
 一曲目にはアルバムアートが入っているが、二曲目には入っていない。
 PCMとかDSDとか関係なく、よくもまぁ相も変わらずこんなにテキトーな音源をくっ付けてくるもんだと感心する。おかげで編集のし甲斐があるというものだ。

 それにしてもJRiverのタグ表示は初期状態では使い物にならないので、「すべてのタグを表示」してみよう。
 ……
WS000376

 え、なにこれは……
 確かに編集できるタグの種類が充実しているのはいいことだが、これはちょっと……
 至れり尽くせりのMediaMonkeyとは雲泥の差。いくらそれぞれのタグについて表示/非表示の設定ができるとはいえ、これでは心が折れる。


 ちなみに、この一切手を加えていない状態のDSD音源を、TwonkyMediaから参照&再生すると下図のようになる。
 便宜的に、普段ならば絶対にやらないフォルダベースのブラウズをしている。なお、使用しているアプリはLUMIN Appである。
1

 JRiverからだと見えるアルバムアートが表示されていない。
 これはTwonkyMediaの仕様なのか、それともJRiverが特別なだけなのか……
 謎は深い。

 なんにせよ、私はDSDだろうが何だろうが、音源をこんな有様のままで放置しておくつもりはない。



 さて、ここでようやく「DSDのタグ編集」という問題への取り組みである。

 もう、素直にコレを使おう。


Tag&Rename


 Tag&Renameという、タグ編集に特化したソフトである。シェアウェア。
 このソフトの最大の? 特徴は、DSFファイルのタグ編集に対応しているということだ。

 実を言うとずっと前に買って試してみたのだが、使いやすさ的にMediaMonkey&dBpoweramp Tag Editor連合軍の前に完敗だったため、そのままお蔵入りしてしまっていた。ところが、DSFファイルのタグ編集が可能だということで、LUMIN A1の導入を機に引っ張り出すことになったのである。
 ちなみに前述のとおり、私はこのTag&Renameというソフトに対し、「DSDのタグを編集できる」という以上の価値を見出してはいない。よって、厳密な使用感のチェックはせず、あくまでDSDのタグ編集と、それによる音源の見え方の変化に絞って検証する。



①Tag&RenameでDSD音源の入ったフォルダを開く
WS000377

②音源を選んで右クリック→編集
WS000378

③タグ編集ウィンドウ
物凄くいい加減なタグの様子が見て取れる。アーティストにアルバムタイトル的なものを入れてどうする。
PCMだろうがDSDだろうが、タグに関していい加減な音源はいい加減なのである。
WS000379

ついでに、他の編集ウィンドウも紹介する。
この記事ではそこまで突っ込まないが。
WS000380
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WS000382
WS000383

④DSDのタグを編集する
そもそもオマケではないオリジナルの音源がどのようなタイトルなのか分からないので、実験検証ということもあって入力はかなりテキトー。
とりあえずネットから拾ってきたアルバムアートも仕込んでみた。
WS000389

⑤「Save」を押して編集完了
WS000390


 それでは、編集したDSD音源を再びTwonkyMediaから参照してみよう。
 「ジャンル」を「Jazz」に編集したので、今度はフォルダベースではなく、きちんとタグベースで参照する。

 おッ!
2

 やったぜ。
3


 PCM音源とDSD音源がシームレスに融合したライブラリの誕生である。
 タグの編集方法さえ確立してしまえば、DSDだって怖くない。

 PCオーディオだろうがネットワークオーディオだろうが、自由自在にDSDを活用して楽しめるだろう。
 あとはただ、、MediaMonkeyとdBpoweramp Tag EditorがDSD対応を果たすことを願う。



【音源管理の精髄】 目次

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Comment

  1. たーくん より:

    foobar2000でもDSFのタグ編集はできますよ。私はJriverと併用しています。Preferences:SACD:Editable TagsにチェックをいれるとFLACと同様にタグ編集できます。

    • sakakihajime より:

      たーくんさん

      いつもコメントありがとうございます。
      恥ずかしながら、まだfoobar2000にDSD関連のコンポーネントを入れる段階で手こずっております。
      いずれ選択肢の一つとして記事にしたいと思います。

  2. たーくん より:

    foobar2000のdsd再生の設定手順としては
    http://download.yamaha.com/api/asset/file/?language=ja&site=jp.yamaha.com&asset_id=60048
    がわかりやすいですよ。

    • sakakihajime より:

      たーくんさん

      ヤマハが自前でこんなものを用意しているとは知りませんでした。
      偉い!
      それはそうと、foobar2000のサーバーはDSDの配信も可能なのでしょうか?
      ……というわけで、またひとつ今後のネタが増えました。
      ありがとうございました。

  3. たーくん より:

    foobar2000にもネットワーク再生できるプラグインはあります。詳細はこちらがわかりやすいかと。
    http://vaiopocket.seesaa.net/article/140262501.html
    ちょっと記事が古いですが、Ipadのプレイヤーアプリでいくつか見てみましたが、分類に「CODECS」という項目があるのでそれを開いてみたらDSD128、DSD64、FLACと表示されましたのでハード側がDSDに対応していればネイティブ再生できるかもしれません。と思い今、OPPO103DJPで試してみましたがfoobarの設定でWAVにデコードして出力されていました。DSDそのまま出力というのは設定ではできないようです。
    また、ネットワーク配信とはちょっと違いますが、monkeymoteというコントロールアプリがjriver用foobar用それぞれ用意されています。
    http://www.monkeymote.com/
    これを使えば、PCとはUSB-DACでつなぐこととなりますがsakakihajimeさんがこだわる使い勝手という意味ではDS、LUMINに劣るところはないですね。
    DSD対応DACであればネイティブ再生もOKです。
    自分は用途気分によってPC、DS、OPPOを使い分けています。

    • sakakihajime より:

      たーくんさん

      MonkeyMoteについては存じております。
      【音源管理の精髄】第5章・8「PCの再生ソフトのコントロールアプリ」というところで項目だけは作っていますが、なかなか記事としてまとめられるまで手が回っておらず。
      ちなみに私にとって、音源がサーバーから配信されるか否か、もしくはどこに保存されているかはあまり問題ではありません。
      「ネットワーク経由によるコントロールで快適な音楽再生を」、これこそがネットワークオーディオのキモだと思っています。ですので、音源をローカルストレージに保存した「PC+USB DAC+再生ソフト+再生ソフトのコントロールアプリ」というシステムにも、大いなるネットワークオーディオの可能性があると考えています。業界はこの手のシステムのことをネットワークオーディオと認めないかもしれませんが。
      むしろ、「JRiver Media Center+JRemote」やら「MediaMonkey/foobar2000+MonkeyMote」などを触ってみた感じ、ろくでもないネットワークオーディオプレーヤー+どうしようもないコントロールアプリの組み合わせより、よほど快適な気がします。
      LUMIN A1に手を出してしまった関係上、USB DAC+再生ソフトの運用に本腰を入れることは当面あまりないとは思いますが、個人的にも是非追求していきたい領域です。

      コメントありがとうございました。

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