*

【ネットワークオーディオTips・実践編】 ネットワークオーディオプレーヤーを使う

公開日: : 最終更新日:2015/03/21 PC・ネットワークオーディオ関連, オーディオ・ビジュアル全般

 この記事で扱うのは、いわゆるオーディオ機器としてのネットワークオーディオプレーヤーである。
 このカテゴリの製品を導入するのは、今までも何かしらオーディオに取り組んでいて、ネットワークオーディオにも手を出してみようという層だろう。
 具体的な使用感、セットアップ方法はそれこそピンキリなので、ここではまず、製品選びにおいて気にするといいかもしれない点を挙げていく。



◎気にするべき点

・ギャップレス再生に対応しているか
 今どき対応していない製品を買う必要はない。

On-Device Playlistに対応しているか
 そもそも、そのプレーヤーはまともな音楽再生機器と言えるのか?

・FLAC&192kHz/24bitに対応しているか
 192kHz/24bitというスペックに意味があるのかどうかという議論はあるが、実際にそのスペックの音源が存在する以上、それを再生できるに越したことはあるまい。で、とりあえず192kHz/24bitまで対応しているならまず不足はない。



◎気にしなくてもいい点

・プレーヤー本体でのコントロール機能
 なぜ気にしなくていいかはこの記事を参照。

・本体ディスプレイの有無/表示性能
 どうせ使わない。

・メーカー純正コントロールのアプリの使い勝手
 LINNやLUMINといった例外を除き、多くの場合そもそも使うに値しない。
 純正アプリがゴミだった場合、素直に優れた汎用アプリを使おう。

・互換性(そもそも何に対する?)
 こういうめんどくさいことを考えなくてもいいためにUPnP/DLNAという素敵な仕組みがある。

・価格帯の違いによる機能差
 高い製品でも安い製品でも、同じメーカーから発売されている限り、基本的に機能面で差はないと考えていい。
 ただし、「発売時期」が違うと差が生じることもある。



◎お好きにどうぞな点

・音質
 MAJIK DSを買ってもAKURATE DSを買ってもKLIMAX DSを買ってもできることは同じ。
 どこまで投資するかはその人次第。

・DSD対応
 USB DACと違い、単体ネットワークオーディオプレーヤーではまだまだ対応が進んでいない。
 単体プレーヤーでどうしてもDSDが聴きたいなら、それなりの投資額を覚悟する必要がある。それともAVアンプでも買う?

・メーカー
 正直現状ではLINNとLUMIN以外どこを買っても使用感はそんなに変わらない。




 で、使用感についてはプレーヤーではなくコントロールアプリに依存する。
 メーカーの独自仕様によってはコントロールアプリとの相性の良し悪しが生じるかもしれないし、ハードウェア的なスペックがあまりにもしょぼくて反応・挙動が遅いということもあるかもしれないが、それはそれ。

 コントロールアプリから見たプレーヤーの存在を以下に示す。
 使っているアプリはDiXiM DMC。このアプリにおいてはDLNAに忠実に、「レンダラー」と表示している。
1

 毎度おなじみLINN DSと、見かけない文字列。
 この見かけない文字列、パイオニアのアイコンが付いているが、正体はSC-LX85である。ずいぶんと適当な仕事だなぁ……

 日本市場で売られているネットワークオーディオプレーヤーのほとんどはDLNAに対応しているので、基本的に機器を買ってきてルーター/ハブに接続しさえすれば、すぐに再生可能になる。
 逆に、買ってきた機器を接続してもこの一覧に表示されないということは、何かが間違っているということだ。

 そして、コントロールアプリの再生機器一覧に表示される限り、ユーザーがネットワークオーディオプレーヤーの存在を気にする必要はない。
 ここで選択された時点で、プレーヤーから「コントロール」の機能は完全に独立し、プレーヤーはひたすら再生に徹することになるからである。




【音源管理の精髄】 目次

スポンサーリンク


関連記事

【ハイレゾ音源備忘録】 鷺巣詩郎 / NEON GENESIS EVANGELION II

・アーティスト / アルバムタイトル 鷺巣詩郎 / NEON GENESIS EVANGELION

記事を読む

言の葉の穴・一周年と、これから

 気付けば開設から一年も経ってしまった。  というわけで、備忘録的に色々と振り返ってみようと思う。

記事を読む

Nmode X-PM100 続報!

X-PM100 進捗状況 - Nmodeの部屋  画像は公式ブログより拝借。  

記事を読む

「センタースピーカーさえ無ければ」と何度思ったことか

 今まで、何かしら試聴機が届くたびに、ラックの一番上のセンタースピーカーをどかしてスペースを作ってき

記事を読む

【BDレビュー】第265回『THE RAID 2 / ザ・レイド GOKUDO』 北米盤

突撃死亡塔 黒金任務 2購入記念。 画質:8 音質:8 映像:AV

記事を読む

続・Roon ServerがQNAPとSynologyでも使えるようになったぞ

Roon ServerがQNAPとSynologyでも使えるようになったぞ  というわけで、実

記事を読む

続・WAVとFLACで音は変わるか?

 前回の記事に寄せられたコメントから、以下の三つの問いを得た。 ①WAVから取り込んでFL

記事を読む

【ハイレゾ音源備忘録】 KOKIA / Where to go my love?

・アーティスト / アルバムタイトル KOKIA / Where to go my love?

記事を読む

【システム】 Dynaudio Audience52

 Audienceシリーズがディスコンになって結構な時間が経った時、あるショップで奇跡的に残っていた

記事を読む

言の葉の穴・三周年

 もう三年も経ったのか。  我ながらよく続いているものだと思わなくもない。  そして、結局三

記事を読む

スポンサーリンク

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

スポンサーリンク

LUMIN A1、導入3周年 終わらない進化とMQA対応

 LUMIN Appはバージョン3から相変わらず最強だし、  iPh

【UHD BDレビュー】第18回『シン・ゴジラ』

【考察】シン・ゴジラとヤマタノオロチ、そして現代のスサノオ神話

PS3の出荷(近日)完了に寄せて

PS3本体の出荷が近日終了 - GameSpark  私のP

【Roon Ready】CHORD Poly

 CHORD Mojoに接続して使う、Roon Readyの「ポータブ

【UHD BDレビュー】第17回『オペラ座の怪人』

『オペラ座の怪人』のUHD BD 画質:9 (画質は

LUMIN is NOW Roon Ready! そしてMQAとSpotifyにも対応予定

LUMIN STREAMING SERVICES  ほんとに

【レビューまとめ】fidata HFAS1-XS20 ― 専用機であるということ

外観編 音質・サーバー編 音質・ミュージックサーバー編

【レビュー】fidata HFAS1-XS20 × OPPO Sonica DAC 音質・ミュージックサーバー編

外観編 音質・サーバー編 fidataのCDトランスポート

【Roon Ready】dCSのNetwork Bridge

dCS、RoonReady対応のネットワークトランスポート「Netwo

fidataのCDトランスポート機能を使ってみた

fidata公式サイト USB接続光学ドライブにセットしたCDを

Roon 1.3 (Build 208)とTIDAL Masters

TIDAL MASTERS with MQA  RoonのB

デジファイ No.25で記事を執筆しました

DigiFi(デジファイ)No.25 3月2日(木)発売【特別付録】ハ

Raspberry Piとワンボードオーディオ・コンソーシアム

Raspberry Piで音楽再生、「ワンボードオーディオ」共通規格化

【レビュー】fidata HFAS1-XS20 音質・サーバー編

外観編 音質・ミュージックサーバー編  まずは、純粋な

【ハイレゾ音源備忘録】John Mayer / Continuum

・アーティスト / アルバムタイトル John Maye

【ハイレゾ音源備忘録】John Mayer / The Search for Everything – Wave Two

・アーティスト / アルバムタイトル John Maye

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』がUHD BDでリリースされなかった……

スター・ウォーズ最新作『ローグ・ワン』4月28日にBD発売。プレミアム

「FAN AKITA」のプロジェクトが終了しました

クラウドファンディングサービス「FAN AKITA」でプロジェクトを実

【レビュー】fidata HFAS1-XS20 外観編

fidata HFAS1-XS20 - 言の葉の穴  もっと

【菅江真澄紀行文・本編紹介】第十章「羽後に群立つ神杉の座所」

クラウドファンディングサービス「FAN AKITA」でプロジェクトを実

→もっと見る

PAGE TOP ↑