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【ネットワークオーディオTips・実践編】 PCをサーバーとして使う/foobar2000 UPnP Server

 いまさらfoobar2000のDLの仕方から設定から何から書く必要はあるのか?
 ……と思うところではあるが、【音源管理の精髄】にせよ、【ネットワークオーディオTips・実践編】にせよ、目指しているコンセプトは“このページにやってくればすべてがわかる”なので、手を抜くわけにもいくまい。



・foobar2000の概要
 無料の音楽再生ソフト。
 音源をライブラリとして管理する機能もあるが(初期状態では)限定的。あくまで再生ソフトと考えたほうがよい。
 初期状態では非常にシンプル、もといそっけないインターフェースであるものの、“コンポーネント”による機能拡張により、DSDの再生からUPnPサーバー化まで、非常に広範な拡張性を有している。
 良くも悪くも「手を加えれば手を加えただけ何かしらの反応がある」という点で、「いじり甲斐がある」というPCオーディオの性格を端的に表すソフトだと言える。ちなみに雑誌等のメディアがWindowsユーザーにおすすめする音楽再生ソフトとして、最も長くその地位を保っている。
 音の良し悪しはここでは問題にしない。



・ダウンロード
 コチラから。
 2014/03/01現在の最新バージョンは1.3.1のようだ。



・導入/音源の読み込み
 さっさとインストールしよう。
WS000323

 インストール直後はこんな感じの、なんとも殺風景なインターフェースが現れる。
 今回の目的はfoobar2000をおしゃれに飾り立てることではないので、さっさと先に進もう。
WS000325

 画面左上の「File」→「Preference」
WS000327

 「Media Library」→「Music folders」→「Add」
 ここで音源の入っているフォルダを選択する。
WS000328

 そしたら、「OK」。
WS000329

 すると、こうなる。
 今まで実践編で作ってきた4枚のアルバムが読み込まれている。
WS000330



・サーバー化
 導入と音源の読み込みが終わったところで、foobar2000をサーバーとして使う準備である。
 ここで用いるのが前述の“コンポーネント”になる。要は継ぎ足していける拡張機能のようなものだ。
 foobar2000をサーバー化するコンポーネントは「UPnP/DLNA Renderer, Server, Control Point」というもの。
 ダウンロードはコチラから。
 早速導入しよう。

 「File」→「Preference」→「Components」→「Install」
WS000331

 ダウンロードしたコンポーネントのファイルを開く。
WS000332

 そして「OK」。
WS000333

 はい「OK」。
WS000334

 foobar2000が再起動される。
 すると、コンポーネントが無事インストールされているのが見える。
WS000335

 「File」→「Preference」→「Tools」→「UPnP」→「Server」と辿っていけば、foobar2000のサーバーが既に機能していることがわかる。ここでサーバーの名前も変えられる。
WS000336

 また、「File」→「Preference」→「Tools」→「UPnP」→「Streaming Profiles」も以下のように設定する。
WS000060


 基本的にはこれで終わり。
 ここまで5分とかからない。



 それでは、先んじてコントロールアプリからfoobar2000 UPnP Serverを拝みにいこう。
 使うコントロールアプリはKinsky。

 おッ!
1

 きちんと4枚入ってる!
2

 ナビゲーションツリー等の詳細についてはこの記事を参照。


 192kHz/24bitだってご覧のとおり難なく再生。
3

 やったぜ。
4


 これだけ!

 たったこれだけ!

 音源の管理/ライブラリの構築さえしっかりやっておけば、あとはもう楽勝!

 ネットワークオーディオは決して怖くない!





【音源管理の精髄】 目次

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Comment

  1. 藤本 敬 より:

    こちらの記事を参考に、Windows7パソコンをメディアサーバーに仕立て上げるべくfoobar2000+upnpコンポーネントを導入、Kinsky他のコントロールアプリでDLNA接続したネットワークオーディオからパソコン内の音源を再生することができました。ご教示いただきありがとうございました。

    ただ一点問題があり、プレイリスト内の曲が連続再生されません。Kinskyで言えば画面右枠内に曲が列挙されていても、一曲ごとしか再生されず不便な状況です。Kinskyマニュアルや、こちらのブログエントリー内にある写真を参考にしますと、画面右枠の更に右肩あたりにある”Playlist”なる表記が、”upnp PMX9(接続しているネットワークコンポの名前)”となっているのが主な相違です。Kinsky以外のコントローラも3種類ほど試しましたが、一曲しか再生できない状況は同じでした。

    お手数ですが、何か考えられることがあれば教えていただけますとありがたいです。

    • sakakihajime より:

      藤本 敬さん


      あらためて確認したところ、LUMIN A1との組み合わせでは、foobar2000 UPnP Serverは問題なくプレイリスト通りに連続再生されました。
      とりあえず他のサーバーソフトとして、Asset UPnPを試してみてください。サーバーとしての基本的な機能は無料で使えます。
      http://kotonohanoana.com/archives/1522

      もしAsset UPnPでも駄目な場合、サーバーソフトではなくハード(SC-PMX9)の仕様かもしれません。
      あるいは、純正アプリのPanasonic Music Streamingを使わないとうまく動かない、という可能性もあるので、パナソニックのサポートに確認するのがよいと思います。

      あまりお役に立てず申し訳ありません。
      何か続報があれば、後学のために教えていただければ幸いです。

  2. 通りすがりの若者その1 より:

    kinskyでのプレイリストが1曲ずつしか再生されない問題ですが、
    私のNP-S2000の場合は本体がシャッフルまたはリピート再生になっているとプレイリスト通りに連続して再生されません。

    なのでプレイヤーが何かは分かりませんが本体のシャッフルまたはリピート再生を解除した状態で試して下さい。

    • sakakihajime より:

      通りすがりの若者その1さん
      コメントありがとうございます。

      藤本敬さんがお使いなのは、おそらくパナソニックのネットワーク対応コンポ「SC-PMX9」かと。

      あと話が脱線して恐縮ですが、「本体がシャッフルまたはリピート再生になっている」というのは、アプリでの設定でしょうか、それともNP-S2000の本体(ハード)側にそのような設定があるのでしょうか。
      一応LUMIN A1でアプリのシャッフルとリピートを有効にして試してみましたが、プレイリスト通りに(と言いつつシャッフルですが)連続して再生されることを確認しました。

      • 通りすがりの若者その1 より:

        おはようございます。
        「本体がシャッフルまたはリピート再生になっている」というのはアプリ側ではなくプレイヤー本体側の設定ですね。
        国内のプレイヤーには大抵、リモコンが付属品として付いていると思うのですが、リモコンまたはプレイヤー本体でシャッフルまたはリピート再生にした状態でコントロールアプリで操作する際、そういった不具合を確認してます。

        また余談ですが、NP-S2000の純正コントロールアプリはkinskyなどの汎用コントロールアプリとは仕組みが違いNP-S2000本体を操作するアプリなので他の汎用コントロールアプリとよく競合します笑

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