(ネットワークオーディオにおける)理想のサーバーとは何か。

 私が考えるに、それは、


・無音/ファンレス

・必要十分の容量
※複数のハイレゾ音源を含むアルバム約600枚(FLAC/Lossless Uncompressed)のライブラリでも、容量は精々300GBである

・ストレージとして高速

・音源の管理運用を楽々こなせるだけのマシンスペック

・24時間365日の付けっ放しでもびくともしない安定性と耐久性

・音源配信におけるナビゲーションツリーを自由にカスタマイズできる
 (→複数のサーバーソフトを同時に走らせることができる)

・(ついでに)オーディオ機器の隣に置いても映える立派かつ堅固な筐体



 以上を完璧に満たすサーバーである。

 次に、二択から選ぶという方法で考えていこう。


・NASか、PCか

→PC。

スペック面で有利であり、必要に応じてサーバーソフトを選択できるから。
「理想のサーバーソフト」をまだまだ見つけられない現状では、PCに複数のサーバーソフトを走らせて運用するほうが現実的。
ちなみにwindowsでもMacでもどちらでもいい。
もっとも、NASとはそれ自体ストレージ関連に機能を絞ったPCと言えるので、じゅうぶんに高性能かつ、例えばQNAPのように複数のサーバーソフトが走るような仕組みを持つのであれば、別にNASでも構わない。


・HDDか、SSDか

→SSD。

HDDは音を立てる時点で論外。
とりあえずここは「理想」を語る場なので、容量対コストは考えない。


・低スペックか、高スペックか

→高スペック。

低スペックの方が音がいいという声もあるが、大量の音源や高解像度の画像を取り扱う以上、CPUやらメモリやら、スペックは高いに越したことはないと考える。サーバーの速度と密接に絡む部分のはずである。
ただし、無闇やたらに高性能なCPUや、グラボなんかを積む必要はもちろんない。


・ディスクドライブは必要か、不要か

→不要。

リッピングは別のPCですればいいだけのこと。
ディスクドライブがついてきたところで無用の長物に過ぎない。



 さて、ここまで書いてきて、理想のサーバーPC≒理想のオーディオPCのように思えてきた。
 USBでDACと繋いでプレーヤー(&ストレージ)となるか、LANで繋いでサーバーに徹するかの違いで、ハードウェアとして求められるものはほとんど同じではなかろうか。


 ファンレスで、十分な性能があって、SSDを積めて、高速で、そこそこ見た目が立派で、長時間の使用に耐えるPC……



 となると、SSD仕様のMac miniにTwonkyを入れるか、オリオスペックのコレかな?

 なんとも面白味のない結論になってしまった。


 ……DSD配信にはあまり興味がないし、当分はTS-119でよさそうだ。



続編

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