*

【音源管理の精髄】 JRiver Media Centerでネットワークオーディオする! 【ネットワークオーディオTips】

公開日: : 最終更新日:2016/06/06 PC・ネットワークオーディオ関連, オーディオ・ビジュアル全般

 JRiver Media Center。長いから以後JRiverと呼ぶ。
 高品質かつ多機能な再生ソフトとして名高いJRiverは、UPnP/DLNAサーバーとしても機能する。

 いざ、JRiverを実際にネットワークオーディオの文脈で使うとどうなるのか、順を追って見ていこう。


◎下準備
・PCに完璧なライブラリを作る
・JRiverをインストールする


 ちなみにJRiverは有料である。49.99ドル。
 一カ月間は体験版が無料で使える。


 JRiverはMediaMonkeyに輪をかけて情報が少ないと思うので、これも設定画面から。
 DLNAを有効にする。
WS000063

 これだけでJRiverをサーバーとして使用可能になる。


 JRiverサーバーの機能は以下のとおり。

・対応フォーマット
DSDを含めて片っ端から対応している。

・画像配信能力
この記事を参照。

・「同一アルバム・複数ディスク」音源への対応
問題なし。


 JRiver Media Centerのナビゲーションツリー(初期設定)は以下のとおり。


 オーディオ

  →アーティスト
    →すべての「アルバムアーティスト」 ※「アーティスト」ではない模様
      →選択した「アルバムアーティスト」のすべての「アルバム」
        →選択した「アルバム」内のすべての「タイトル」

  →アルバム
    →すべての「アルバム」
      →選択した「アルバム」内のすべての「タイトル」

  →最近
    →最近聴いた曲 ※判断基準は不明

  →ジャンル
    →すべての「ジャンル」
      →選択した「ジャンル」に該当するすべての「アルバムアーティスト」
        →選択した「アルバムアーティスト」のすべての「アルバム」
          →選択した「アルバム」内のすべての「タイトル」

  →作曲家
    →すべての「作曲者」
      →選択した「作曲者」のすべての「アルバム」
        →選択した「アルバム」内の「作曲者」の「タイトル」

  →ポッドキャスト
   ※詳細不明

  →評価が高い曲
   ※レーティングの類をしていないので詳細不明



 ここからはおまけ、JRiverでPCをサーバー化するついでにネットワークオーディオプレーヤーとしても使う。

 コントロールアプリには例によってKinskyを使おう。
 JRiver以外のサーバーはとりあえず無視。
1

 そしてサーバー、そして再生機器(アプリによって呼び名は様々)にJRiverを選んだら、あとは何も気にせずナビゲーションツリーを降りていって選曲すればいい。
 (左上の曲はとりあえず無視)
2

 で、再生するとご覧の通り。(拡大推奨)
3

 Kinskyの画面と、実際にJRiverで再生している曲の情報が一致している。
 まさにこの瞬間、再生機器(この場合はPC)からコントロールをネットワーク越しに独立させている。


 ……ここまではいい。
 いろいろと問題がある。


 まず、シークができない。
 さらに、スキップもできない。
 あげく、プレイリストの次の曲を再生しない。


 うーむ……



※2014/06/15追記 2015/08/22さらに追記 2016/01/26また追記※

 DiXiM DMCを使用すれば、問題なくシークもスキップもでき、プレイリストの曲も連続再生されることを確認した。
 では上記の症状はKinskyに特有の問題かと言われればそういうことでもなく、SongBook LiteではそもそもJRiverのコントロールができないなど、アプリによって色々な挙動がある模様。
 というわけで、“JRiverをDMCでコントロールする”するのは、あくまで“ネットワークオーディオの操作感を体験する”だけに留めておいたほうがいい。

 真にJRiverを使ってネットワークオーディオを実践するには、『JRemote』と組み合わせることをすすめる。下手な単体プレーヤーが裸足で逃げ出すレベルのユーザビリティが得られる。

 あるいは、BubbleUPnP Serverと組み合わせて使うという手もある。
 これならば、純粋なネットワークオーディオプレーヤーとしても不満はない。

※追記ここまで※




 ここまで、foobar2000、MediaMonkey、JRiver Media Centerと三種類の再生ソフトの機能を使ってPCをサーバー化し、ついでにネットワークオーディオプレーヤーとしても使い、最も簡単な形のネットワークオーディオの形を実践してきた。

 各ソフトの挙動はさておき、

 PCとスマホさえあればネットワークオーディオの本懐は体験できる

 ということはわかってもらえただろうか。


 今すぐ試してみよう。

 ネットワークオーディオの門戸はいつでも開いている。



「プラットフォーム」としてのJRiver Media Center

【音源管理の精髄】 目次 【ネットワークオーディオTips】

よくある質問と検索ワードへの回答

スポンサーリンク


関連記事

【ネットワークオーディオ】コントロールアプリ・iPad篇

※この記事の内容・データ等は2012年3月21日時点のものです       手始

記事を読む

【ネットワークオーディオTips】コントロールアプリの紹介 『media:connect』(iPhone版)

 いつまで経ってもアプリの検証が進まず、気が付いたら2015年になってしまった。  このままでは永

記事を読む

【音源管理の精髄】 『タグ』に関するありがちな誤解 【ネットワークオーディオTips】

 前回と前々回の記事によって、タグの何たるかはだいぶわかってもらえたと思う。  それを踏まえて

記事を読む

【BDレビュー】第303回『インターステラー』

画質:9 音質:8 (評価の詳細についてはこの記事を参照) 映像:AVC 音声:DTS-

記事を読む

no image

【BDレビュー】 第173回『バットマン ビギンズ』

画質:8 音質:10 映像はVC-1、音声はドルビーTRUEHDの16bit 画質に

記事を読む

no image

【BDレビュー】 第106回『ターミネーター2』

画質:7 音質:6 映像はAVCでハイビットレート。 音声はドルビーTRUEHDの24b

記事を読む

【ハイレゾ音源備忘録】Kygo / Cloud Nine

・アーティスト / アルバムタイトル Kygo / Cloud Nine ・購入

記事を読む

LUMIN App Version 3.0

↓↓↓再検証したのでこちらをご覧ください↓↓↓ 【ネットワークオーディオTips】コントロール

記事を読む

順調に増えていくRoonのパートナーブランドと国内メーカーの動向

 気付けば、RoonのHPのPartnersのページで、Roon Readyプレーヤーを作っているブ

記事を読む

【ネットワークオーディオTips】Linn Kazooがアップデート

コントロールアプリの検証 2014 『Linn Kazoo』  それなりに大きな変化なので

記事を読む

スポンサーリンク

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

スポンサーリンク

【レビュー】SOULNOTE D-1 音質編

外観・運用編 ・再生環境(詳細) canarino

【Munich HIGH END 2017】SFORZATO / fidata in Munich

 Munich HIGH END 2017で気になった製品やら何やら。

【Munich HIGH END 2017】Cocktail Audio CA-X50 【Roon Ready】

  Munich HIGH END 2017で気になった製品やら何やら

【Munich HIGH END 2017】constellation audio LEO 【Roon Ready】

 Munich HIGH END 2017で気になった製品やら何やら。

【Munich HIGH END 2017】Roon Labs自身による“Nucleus” Roon Server

 Munich HIGH END 2017で気になった製品やら何やら。

【Munich HIGH END 2017】Playback Designs Dream DAC MPD-8 / Transport MPT-8 【Roon?】

 Munich HIGH END 2017で気になった製品やら何やら。

【Munich HIGH END 2017】DELAの進化は続く

 Munich HIGH END 2017で気になった製品やら何やら。

【Munich HIGH END 2017】Mark Levinson No519 【Roon Ready】

 Munich HIGH END 2017で気になった製品やら何やら。

【Munich HIGH END 2017】dCS Vivaldi One 【Roon Ready】

 Munich HIGH END 2017で気になった製品やら何やら。

【Munich HIGH END 2017】Ayre QX-8 / AX-8 【Roon Ready】

 Munich HIGH END 2017で気になった製品やら何やら。

【Munich HIGH END 2017】MSB Technology The Reference DAC 【Roon Ready】

 Munich HIGH END 2017で気になった製品やら何やら。

【Munich HIGH END 2017】AURALiC G Series 【Roon Ready】

 Munich HIGH END 2017で気になった製品やら何やら。

言の葉の穴・四周年

 三周年記事で地元ネタ全面解禁宣言をしてから1年。  主に私のや

【Munich HIGH END 2017】Dynaudio Special Forty

Dynaudio Special Forty https://y

【レビュー】SOULNOTE D-1 外観・運用編

 SOULNOTEのDACには、対応フォーマットのスペックを偏重する流

LUMIN U1がDSD256に対応

LUMINのネットワークトランスポート「U1」、11.2MHz DSD

【菅江真澄紀行文】『菅江真澄と歩く 二百年後の勝地臨毫 出羽国雄勝郡』が完成しました

小町ゆかりの地「真澄と歩く」出版プロジェクト - FAN AKITA

【御礼】ヘッドホン祭&北陸オーディオショウ(デジ研)・OTOTEN 2017が終了しました

春のヘッドホン祭2017 / 第2回北陸オーディオショウの「デジ研」に

【おしらせ】OTOTEN 2017に参加します

 久々だと思っていたら三週続けてのイベント参加です。 O

【おしらせ】春のヘッドホン祭2017 / 第2回北陸オーディオショウの「デジ研」に参加します

 久々のイベント参加になります。 春のヘッドホン祭201

→もっと見る

PAGE TOP ↑