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【音源管理の精髄】 スキャンと画像編集 【ネットワークオーディオTips】

公開日: : 最終更新日:2015/09/06 PC・ネットワークオーディオ関連, オーディオ・ビジュアル全般

 スキャン。
 最も高解像度のアルバムアートを得る最も確実な方法。

 さっそくスキャンしよう。

 ちなみに私は1200DPIでスキャンしている。
 「は?」と思った人、正しい。そもそもそんなに高いDPIで印刷してないだろうと。まったくもってその通り。これはあくまで私の趣味である。
 DPIは300で十分、400で十分すぎ、600で過剰、そんな感じだろうと思う。実際最近の超高解像度タブレットでさえDPIは300が精々。

 ちなみに、CDのジャケットサイズ(12cm)を300DPIでスキャンすると、画像の解像度は1417×1417となる。


 とにかくスキャンだスキャン。
 どんなスキャナを使うかは人それぞれ。スキャンの方法も人それぞれ。

3

 で、出来上がってきた画像。

WS000045

 1200DPIでスキャンなんかするもんだから、出てくる画像の解像度は5000×5000以上、容量は数十メガという重量級。
 この画像をそのまんま音源に埋め込む意味はないので、リサイズする。

 私が使っているタブレットはiPad Air。解像度は2048×1536。すなわち、正方形の画像を表示させた場合の最大解像度は、1536×1536となる。
 よって、無闇に高解像度の元画像から、1536×1536の画像へとリサイズする。好きな画像編集ソフトを使えばいい。

(1200DPIは、こんな風に印刷のインクドットが丸見えの解像度)
WS000046

WS000047

 このリサイズが肝要である。

 言うまでもないことだが、1200DPI(でなくてもいいが)の元画像は残しておく
 将来的に別のタブレットの乗り換えたり、常用するアプリを切り替えたりする場合、それに合わせた最適なリサイズを再び行うためである。
 最適なリサイズ云々については、以下の記事で詳しく書いているので参考にしてしてほしい。

・iPadに最も美しいアルバムアートを表示させるコントロールアプリは?

 このようにして出来上がった画像を埋め込むことで、音源は完成する。


 ついでに、前の記事で出てきたマチルダさんに再登場してもらおう。

 いわゆる縦長シングル8㎝盤なので、そのまんまスキャンするとこうなる。

folder

 で、このままで音源に埋め込むと、使用するソフト/アプリによってはこうなる。
 Oh…
1

 これは基本的に画像の縦横比を維持しないソフト/アプリが悪いのだが、様々な理由でどうしてもそのソフト/アプリを使いたい、ということもあるだろう。
 そのような場合は画像に黒枠を追加して、縦横の比率を1:1にする。

1

 これを埋め込めば、ご覧のとおり。
 非常に地味かつ地道な作業だが、これで画像の縦横比は保たれる。
 無論、ソフト/アプリの側で画像の縦横比がきちんと保たれることに越したことはないのだが。

2

 アルバムアートはアルバムの顔であり、音楽と聴く者を結び付ける大切な要素である。
 CDをリッピングする際、ジャケットをスキャンすることで、真に「自分が持っていたCDのデータ化」が果たされる。
 CD、ディスクそのものを音楽再生に使わなくなるにせよ、その記憶は永遠に残る。


 「なんでそんなところにまでこだわるの?」と聞かれるかもしれない。

 こだわろうと思わなければ、そもそもオーディオなんて趣味をやっていない。



【音源管理の精髄】 序 【ネットワークオーディオTips】

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Comment

  1. 00Q より:

    参考までにききたいのですが、写真のスキャン~音源にタグ付けまでの間に、画像にモアレ除去等の編集はしているのでしょうか?

  2. sakakihajime より:

    リサイズ以外ですと、モアレ除去はあまりにも気になった場合のみ、あとは彩度やコントラストの補正程度です。

    輪郭を云々するとか傷を取り除くとか、その手のことは特にしていません。

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